九州ダルクとは?

 「九州ダルク」は、薬物依存症者が同じ悩みを持つ仲間同士で支え合いながら、クスリを使わずに生きる方法を訓練している自助グループによる有料施設です。薬物依存という病気からの回復を目指します。

 名称のダルクは、Drug Addiction Rehabilitation Center(ドラッグ・アディクション・リハビリテーション・センター)の頭文字をとって「DARC」。1986年に、東京・日暮里の小さな倉庫を借りて、日本で初めての民間の薬物依存症リハビリ施設「ダルク」が誕生しました。その後、全国各地にダルクが設立され、徐々にですが、活動の輪を広げています。

 福岡市美野島に九州ダルクが設立されたのは、1995年4月。現在は入寮者8人、通所者2人の計10人(2011年9月)が薬物依存という病気からの回復を目指して、リハビリを行っています。回復の支援を行うスタッフも元薬物依存症者です。

 ダルクのルールは一つです。1日3回(朝、昼、晩)のミーティングに出ること――。

 ミーティングで、自分の体験や今の思いを仲間たちに話し、共通の問題を抱える仲間の話を聞きます。薬物依存からの回復の希望を見いだす力を、まず、ミーティングでつけていきます。

 Just For Today――。きょう一日、クスリを使わないで生きたい。「Just For Today」を積み重ねているのが、九州ダルクです。