【NewsLetter273】「スープの会に参加して」

 今年22日から毎週金曜日、美野島司牧センターのマルセル神父様とともに、「NPO法人ホームレス支援福岡おにぎりの会」ボランティアとして、大名教会で行われる「スープの会」に参加させていただきました。

 スープの会は、カトリック大名町教会ホームレス支援グループで、毎年、越冬炊き出しを行われています。福岡おにぎりの会は、同じ美野島司牧センター内にある、野宿生活を余儀なくされている方々の支援、自立をサポートする団体です。

カテゴリー: 273号(2024年3月), ニューズレター | 【NewsLetter273】「スープの会に参加して」 はコメントを受け付けていません

【NewsLetter273】依存症のイジケムシ

 以前は路上生活者の方達を、自分がこうなるはずがない、無関係だと思いながら見ていました。少し前に先行く仲間に、ダルクの少ない人間関係でも上手くいかないのに、もっと大人数の社会の中で上手くやれるはずがない、という事を言われました。

 今回、路上生活者の方が人の中で上手く生きられずに自分から孤独を選ぶのを目にし、将来の自分の姿と重なりました。今、強迫観念と囚われについて勉強しています。過去の経験が今の自分の生き方や物の見方を捻じ曲げています。それを取り除いて本当に自由で幸せな人生を人の中で生きていきたいです。

カテゴリー: 273号(2024年3月), ニューズレター | 【NewsLetter273】依存症のイジケムシ はコメントを受け付けていません

【NewsLetter273】依存症のクルクル

 参加して、どう話をすればいいのかどう接したらいいのか不安がありました。以前の自分だったら参加したいとは思わなかったし、小馬鹿にして見下していましたが、今までそういう人達を沢山見て来た事で、考え方やそうなった理由は一人一人にあるんだと分かり、自分の見方も変わりました。参加した時に、短かったですが声をかけ、大体の人は、良い顔をされているのだなと感じ、気が付けば自分から進んで話しに行っていました。

 とまどいばかりでしたが、昔の自分と今の自分の気持ちが大きく変わっているのに気付きました。色々な人と接し、話す事で仲間以外の人達の一面を見る事が出来た気がします。この会に参加しなければ気付かなかったです。

カテゴリー: 273号(2024年3月), ニューズレター | 【NewsLetter273】依存症のクルクル はコメントを受け付けていません

【NewsLetter273】依存症のマー

 2月の初旬ですごく寒くて、こんなに日に誰も来ないだろうと思っていたら25人くらいの人が居ました。

 僕はホームレスの方に偏見を持っていましたが、スープやカイロを配っていて、この人達も「生きている」んだ。好きでこんな生活をしている訳では無いんだ、この人達も事情があるのだと考えさせられました。

 僕たち薬物依存症者も、DARCがあるから住む所があり、生活保護を受けて生活出来ているが、弱い立場は一緒だと思いました。最近ステップワークに取り掛かる所です。もっと早くやっていればとも思いますが、それが今だと自分に言い聞かせています。焦ってやって、僕も住む所も無く、仕事も無く、金も無く、ではまた、どん底の生活になります。

 今回の参加では色々と考えさせられる事がありました。

カテゴリー: 273号(2024年3月), ニューズレター | 【NewsLetter273】依存症のマー はコメントを受け付けていません

【NewsLetter273】依存症のノクト

 今まで、ボランティアに興味はあったけれど、実際にした事はありませんでした。今回、参加する事が出来た事は、いい経験となりました。今まで生活してきた中で、そういった方々は身近に居なかったし、交流する事はありませんでした。テレビや新聞などで、取り上げられる様子から、きっとこういう風な人達なんだろうという先入観や偏見を持っていました。

 実際に生活困窮者の方々と接してみて、自分の中に恐れや不安が強かった事が分かりました。偽善者だと思われるのではないかとか、冷たい態度を取られるのではないかといった思い込みから、関わりたくない気持ちがありましたが、スープを配って「ありがとう」と声をかけて頂いたり、話しかけて答えて頂いたりしている内に、とても温かい気持ちになったし、偏見を持っていた自分が恥ずかしくなりました。参加できて良かったです。

カテゴリー: 273号(2024年3月), ニューズレター | 【NewsLetter273】依存症のノクト はコメントを受け付けていません