【NewsLetter284】依存症のマー

鳥取・岡山・山口・広島合同ワークショップに参加して

 今回は会場がいつもとは違う所で、音量が少しおさえ気味でやったので、いつもより盛り上がりに欠けた気がした。ジョイニングセッションで手を握り合い目を見つめ合う所で、僕は人の目を見るのは慣れてないのか、つい笑いが出てしまっていた。照れてしまい、つい笑いが出てしまうのを必死で堪えていた。

 ダンスや踊りが多かったが、なかなか自分から前に出て参加できなかった。僕の中にいる「カッコつけマン」がカッコ悪い自分を見せたがらない。でも、本当の自分は前に出てダンスをしたり、踊ったりしている方がカッコいいと解っているのに自分の殻がなかなか破れない。仲間がダンスや踊りをしているのを見ていてカッコいいと思ったり、感動したりもする。

 前回見た時とは違うな、と思う仲間も何人もいたので、「回復しているな」と思い、薬物抜きで楽しんでいるんだな、と僕も色々、薬物以外の楽しみを見つけていこうと思えた今回のカウンセリングでした。

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【NewsLetter284】依存症のクルクル

鳥取・岡山・山口・広島合同ワークショップに参加して

 今回参加する事が決まった時、最初に思ったのは、楽しむ事はもちろんですが、どういう風に皆を笑わせようかな、とひそかに頭の中で考えていました。

 今までの自分だったら、恥をかいて笑われるのが嫌だったり、プライドが傷付くのが本当に嫌でやらなかったのですが、恥が恥だと思わなくなり、心から楽しめる様になったり、そういう事が出来るようになったのが本当に嬉しくて、大きく成長したなと感じ、親に対しての気持ちも素直に言える事も、伝える事もでき、後は、神にお願いも出来る様になり、心の変化、気持ちも大きく変わったなと。

 自分で言うのは何ですが、今まで参加して少しずつ一歩一歩ですが、やった結果だと思うし、それは、自分にとっても大きな自信にもなったし、財産でもあります。まだ親の事になると泣いてしまいますがそれでもいいかなと思えるセッションでした。

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【NewsLetter284】家族会2/23 支援する会2/27

家族会
日時:2025年223日(日)午後1時受付開始
場所:福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ503号室 福岡市中央区荒戸3丁目3番39)

支援する会
日時:2025年2月27日(木)午後7時~
場所:福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ602号室 福岡市中央区荒戸3丁目3番39)

 

連絡先 NPO法人 九州ダルク 092-471-5140

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【NewsLetter283】年始のご挨拶と30周年フォーラムのお知らせ

NPO法人九州DARC 代表 大江昌夫

 

 新年あけましておめでとうございます。

 昨年も多くの方々のご支援のおかげで、私たちの薬物依存症回復施設は大変充実した一年を過ごすことができました。利用者の回復を支えるために、私たちは日々努力を重ね、一人でも多くの方に希望と再生の道を提供することを目指しています。

 さて、今年は九州ダルク設立30周年という特別な年を迎えます。この記念すべき年を祝うために、426日土曜にフォーラムを開催いたします。フォーラムでは、これまでの30年の歩みを振り返り、開設に携わって頂いた方々からのお話や、当時を知る仲間の話を予定しております。

 フォーラムは、依存症に関心のある方、回復に向けて努力されている方、またそのご家族にとって、学びと交流の場となります。ぜひこの機会にたくさんの方とお会いできることを、心より楽しみにしています。

 フォーラムの会場について等詳細につきましては次のニュースレターにてお知らせ出来ればと思っております。

 改めて、本年も皆さまのご支援とご協力をお願いいたしますと共に、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

 心より感謝を込めて。

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【NewsLetter283】依存症のクニ

 回復のチェックリストというプログラムで、16項目のうち丸をつけられるものがあまり無かったり、回復に必要な4つの側面というプログラムの中では、健康や目的を持つという項目の中にも足りない部分があったりしました。

 健康面に気を使った食事をしていないし、普段の生活の中で目的を持って行動せずに、あまり考えずに行動している事が多い。仲間をコントロールしようとしたり、自分が可哀想、自分の方が正しいという決めつけだったり、嘘や誤魔化しも出ます。

 今回のプログラムの中で、自分の中にどんな病気が出ているか見えましたが、プログラムで何をやったら楽になるのかが分かりました。

 自分は何かを始めるのに、失敗したらという恐れも出ますが、今まで施設で初めて始めた事ばかりだし、やってみて変わった部分もあると分かっているし、あとはやって見るだけです。今回一緒に会場にいた仲間達と楽しくプログラムが出来たのも、薬使わず仲間の中に居続けたおかげです。

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