【NewsLetter166】薬物依存症のキョン

 6月4日、5日、6日の3日間、TCCというプログラムを受けました。群馬から講師2人と、サポート役1人の計3人の仲間が前に出て教えてくれる形で行われました。他にもこのプログラムに参加するため、鳥取の仲間と岡山の仲間、それに僕たち九州の仲間の計40人以上で、やや人口密度高めの中でのプログラムでした。

 僕がこのプログラムに参加させていただくのは、これで4回目になります。TCCという言葉の意味はよく分かりませんが、前にやった事のあるゲームや、作業ではまた新しい気付きがあったり、初めてやるものについては、次は何が始まるのかドキドキしながら受けました。

 一番心に残っているのは感謝リストの作成でした。今まで生きてきた中で、現時点の自分自身は、何に感謝しているのかを10個書き出して、更にベスト3を決めて発表するというものです。

 自分でも驚いたのですが、自殺未遂をしたり、生まれてこなければ良かったのに、とか、消えてしまいたいと思い続けて生きてるだけで罪の意識があるような僕が、生きている、生かされていることに感謝している自分に気が付けたことが、ダルクに来て初めて自分自身と向き合い、12ステップとプログラム中で、少しは変われているのかな? と思えた瞬間でした。

 今回もTCCプログラムを企画してくれた仲間、一緒にやってくれた仲間、行かせてくれたトキさん、仲間みんなに感謝です。

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