【NewsLetter199】薬物依存症のバス

お久しぶりです。

なんと今月6月に入って、初めての外国、バリに仲間3人と行ってきました。バリに行った目的はNAコンベンションです。その話を知ったのが今年の3月ごろで、初めはあまり乗り気になれずいましたが、仲間と話をするたびに日に日に行きたくなり、一緒に行くことになりました。

また、初めての外国だから、色々揃えなくてはいけないものがあり、大変でしたが、そういう段取りも先行く仲間に手伝ってもらい、何とかなりました。

国内であったコンベンションには、京都、東京、福岡、北海道と4回三回していたものの、外国のコンベンションに参加するのは初めてで、少し緊張していました。その気持ちのまま、飛行機に乗り、7〜8時間かけて関空からバリに向かいました。

夜中に出発し、目が覚めたらすでにバリに着いていて飛行機を降りたら、空港出口で現地のガイドさんが大勢立っていました。その人数にもビックリしましたが、あと、町中を走るバイクの数にもビックリしました。あれは本当に危ないな、と思いました。

コンベンション会場ではまず入り口に怖そうな人たちがいました。もう見るからにギャング?という感じでからだ中や顔にもタトゥーが入っていて、まさに薬中って感じでした。

僕もその中の一人なんですけどね。

そんな感じの中、恐る恐る会場に入って受付に行くと、そこには美人なお姉さんと格好良い外人の仲間が座っていました。どこに行っても変わらない握手とハグで迎えてくれました。

会場の中は各国から集まった仲間であふれていて、会場に着いた時にはもう仲間のスピーチが始まっていて、辺りを見回したけれど、いっぱいで座る所がなかったので、後ろの方の席に座って仲間の話を聞いていました。

外国語で何を話しているのかは、何もわからなかったけれど、表情などで、今は面白い話をしている、今は苦しいときの話をしている、そいうことは伝わってきました。

それから4、5人のスピーチを聞いて、最後はどこのコンベンションのイベントでもあるクリーンタイムのカウントダウン。正直、乗り気じゃなくて嫌でしたが、そう思って見ていたらすでに始まっていました。

カウントダウンはクリーン35年からのスタートでした。あまりにも緊張しすぎていて、僕のクリーンは4年なんですが、英語のフォー(Four)しか聞いてなくて、慌てて立つと、14年(Fourteenth)のクリーンで立ってしまっていました。仲間に教えてもらうまで気づかず、クリーン14年の人たちの中で一緒に手を振っていました。すごく恥ずかしかった。その後、慌てて座り、また4年目の時に立ちました。

会場には沖縄と神奈川の仲間も来ていて、良いフェローシップを取ることもできました。現地の仲間も他の国から来た仲間も、日本から来たというと心から喜んでくれ、どこに行ってもやっぱり仲間は仲間で、言葉が違っていても通じなくても、分かち合える何かがあるのだなと思いました。良い思い出になりました。

今後またこう行った機会があれば行きたいと思います。

各国の仲間、沖縄と神奈川の仲間に感謝。

カテゴリー: 199号(2017年7月), ニューズレター タグ: , , パーマリンク