【NewsLetter242】緊急支援のお願い

特定非営利活動法人 九州DARC 代表  大江 昌夫

皆々様には、コロナ禍により何かと行動を制限される昨今、いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

まずは、皆様からのご献品について御礼申し上げます。お米や野菜、保存食などの食品や、洗剤、タオル等の日用品をありがとうございました。ダルクは男ばかりとは言え、皆本当によく食べますので、大変助けられております。

毎日、頂いたお米や材料を元に食事を作っています。献立も自分達で考えて決めていますが、食べたいもののリクエストをしたり、食事当番の人に「すごいね上手!」などと声をかけたり、「美味しい!」と感想を述べたり、自分が当番の時には上手い人に教えてもらったりしています。

ここにいる間、こうして無意識に行っているコミュニケーションの中で、食事が何か、身体にだけではなく彼らの心の糧になってくれればいいなといつも思います。学んだ事は、それを現実の生活に応用できた時に、初めて意味を持ちます。この先自立した時に、ここで感じた誰かや何かの目には見えない支えが、きっと彼らを助けてくれると信じています。

さて、昨年8月よりスタートしたグループホームについてのご報告ですが、お陰様で先月で1年を迎えることができました。増える一方でありました借金も、少しずつではありますが返済が始まりました。

しかし、運営においてはまだまだ不足しており、今年もコロナ禍による講演や様々なプログラムの中止、また家族会などで対面での寄付も途絶えているため、とても苦しい状況です。

このような時に昔はよくお願いして各地の教会を回らせていただき、ミサの時などに直接寄付のお願いに伺わせて頂いていましたが、この状況ではそのような事もできず、心苦しくも皆様に誌面にてお願いする次第です。

どうか私達がダルクを続けていくために、またメンバーが安心してプログラムに取り組むことができるよう、どうかご支援をお願い申し上げます。

そして福岡県では、この原稿を書いている時点では緊急事態宣言発令を政府に要請している段階ではありますが、すでに公共の施設においては8月31日までの休館が決定しましたので、今月も支援する会、家族会ともに中止と致します。ご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございません。

ダルク内でもワクチン接種が進み、メンバーも9月までには2回目の接種が終わりそうです。早く感染者数が減り、皆様とまたお会いできる日が来ることを心待ちにしています。


<ご寄付御礼申し上げます>

皆様、お米や食品、洗濯洗剤など日用品のご寄付のご寄付をありがとうございました。皆様のお心遣いに心より感謝申し上げます。家庭で余っている食品などございましたら、どうかご寄付ください。主食となるパスタやうどんそば、そうめんなどの乾麺なども、大変助かります。

経費削減のため、レトルトや缶詰など保存のきく食料品、トイレットペーパー、台所用洗剤、掃除用洗剤などの日用品につきましては、引き続きご支援宜しくお願い申し上げます。

連絡先 九州ダルク 092-471-5140

カテゴリー: 242号(2021年8月), ニューズレター パーマリンク