【NewsLetter274】依存症のイジケムシ

 山口 花見フェローオープンスピーカーズミーティングに参加して

 仲間の話を聞く中で、自分にも人にも良い所に目を向けていこうと感じました。常に自分は、欠点や出来ない所を見てしまいます。そういう生き方では人といて苦しかったし、自信も持てませんでした。

 今は仲間といる中で傷付いたりして怒りがでる事もありますが、それでも仲間と上手くやっていきたいから、プログラムを通して自分の変えられる所を見つける努力をしています。

 その中で今までダルクから逃げずあきらめなかった所だけは自信を持てる所です。自分や仲間の良い所に目を向け、トラブルが起こってしまった時でも、人のせいにせず自分の問題だけに目を向けていきます。

 昼食は唐戸市場で食べさせてもらい、12年振りにウニを食べました。変わらない味で美味しかったです。長い時間が経ったけど、その間にどれだけ自分が変われたのか考えさせられました。あきらめずにプログラムを続けていきます。


・フェローとは
 フェローシップ(fellowship)の略語で、「仲間であること」「共同体」など。自助グループでは「仲間」の意味合いでよく使われます。


・オープンスピーカーズミーティングとは
 当事者以外も参加可能な、公開ミーティング。
通常の、お互い言いっ放し聞きっぱなしでのミーティングとは違い、特定のメンバーがスピーカーとして話します。

カテゴリー: 274号(2024年4月), ニューズレター パーマリンク