【NewsLetter141】仲間からのメッセージ・薬物依存症のトモ

 はじめまして、依存症のトモです。九州ダルクでニュースレターを書くのは初めてなのでよろしくお願いします。

 ぼくは昨年の暮れから佐賀の方に来ました。本当にボロボロの状態で、肉体的も精神的にも最悪でした。

 ぼくの本命は覚せい剤なんですが、昔はシンナーもハッパもやってました。今はその他に処方薬にもはまっていて、最後に薬を使ったのは酒と処方薬でした。

 その時に身体に大きな怪我を負ってしまい、2回も手術をすることになり、計100針も縫う大手術になってしまいました。

 それと同時に住む所もなくし、途方に暮れていた時にダルクが手を差し伸べてくれました。それからは怪我も日に日によくなり、普通に歩けるまで回復し、精神的にも落ち着いてきたのです。

 佐賀に来た時、正直、「ぼくの地元に似てる土地だな」と思いました。僕の地元は東北の方で、田んぼが周りにたくさんある土地でした。だから、地元とかぶる所があり、懐かしさを感じました。色々あって、地元に帰れない分、逆に寂しさを感じました。

 でも、プログラムを一緒にやっている仲間、ぼくたちを支援してくださっている方々のおかげで今は薬が止まっています。本当に「感謝」の気持ちでいっぱいです。あれだけ、自分の力で薬を止めることができなかったぼくが、薬から遠ざかり、薬抜きの人生を歩いていこうと思うようになった自分が好きです。楽しいです。

 今、人生の半分まで来たけれど、いつでもやり直しが効くんだということを学びました。ここでは人生の再出発ができると信じています。残りの人生、薬抜きの自分らしい生活ができればいいなと思っています。

 日々、プログラムに励んでいます。

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