【NewsLetter285】依存症のパブロ

◇ホームレス支援 カトリック大名町教会「スープの会」に参加して

 今回二回目の参加をさせてもらいました。昨年同様、厳しい寒さの中で路上生活者への支援でした。この厳しい寒さを乗り越えて生きて行こうとしている姿を見て、本当にすごいことだなと思いました。

 今まで路上生活者を道端で見ていてもなんの感情もなく、大変だなとしか思っていなくて、何もしてあげることができませんでした。勝手な偏見で、ただ汚い人だとか働かないから仕方ないだとか、少し冷たい目で見るだけでした。でも、人には人それぞれの事情があり、働けない人だっていることに気付かされました。

 働けないのは僕も一緒で、今、僕も働いていません。なので、状況は違っても僕も路上生活者と同じだと思う事が出来るようになりました。

 昨年、支援させてもらった時は少し冷たい目で見てしまいましたが、今年は気持が変わり、一緒にこの世の中を生きているのだと思いながら、スープを配る事が出来るようになりました。これからも支援できることがあれば積極的に参加したいです。

カテゴリー: 285号(2025年3月), ニューズレター パーマリンク