【NewsLetter152】仲間からのメッセージ・薬物依存症のルーディー

  ポールさんのセミナーに参加するのは、沖縄に続き2回目なのですが、実は沖縄でのセミナーでは2日目に体調を崩し、1日目のみの参加で、「わかりやすくてよかったよー」という仲間の声に、残念で一番大事なところを聞き逃したと、悔しく思っていたので、今回こそは、と楽しみに参加させていただきました。

  前回参加した時よりも、少し内容も変化しているのか、自分自身、少し受け入れるように変化したのか? 「同じだなぁ、その通りだよなぁ」とうなずきっ放しの時間でした。

  12ステップの基本的理解の仕方や長期離脱症状(PAWS)など、聞き慣れてわかってたつもりでいたもの、初めて聞くものも、表や図で説明されるとわかりやすく、相変わらずわかったつもりで半分(それ以下か?)くらいの理解、信じ方だったんだなとこれも自分の欠点に直面させられました。

  10年ほど前のスリップの経験も、1年半のクリーンなんて、まだまだ長期離脱症状の真っただ中にいたんだなと、スリップ後にミーティングに通い続けながらもどうしても使いたいとわき起こった欲求なども、完全なる病気の症状、精神的に強迫的な思い込み、身体的アレルギーとしての2つの側面からの依存症の説明通り、ダルクにつながったころにあれほど認めるのが嫌だった、薬物依存症も言い逃れすることは不可能だと笑えるぐらいに認めやすく、今までの自分の回復の過程を振り返りながら、『そんなものが信じられるか』と怒鳴る自分の回復を先行く仲間が信じてくれたこと、確信を持てないながらも、『信じたい』とやってきたこと、ミーティングの中でもらって意味もその時はわからなかった言葉(今はその言葉を仲間に伝えているのだが)も、自分の中では失敗だと思ったことも、あの場面もこの場面も説明にある通り、抱えている欠点すらも、『絵にかいたような薬中だよなぁ』と逆に潔いぐらいに行き方がアディクトの自分な自分の姿を確認することができ、初めてダルクにつながった時に、「こんなことをやってどうなるんだよ」と思った12ステップが、『必ず回復はある』と、こんなにもアディクトの自分だからこそ、確実に効果があるんだと、今までの経験からも信頼できるもの、確信できるものに変わっているのを感じました。

  ポールさんの「そんなの妄想だよ、妄想!」と吐き捨てるような言葉がとても印象的で、いまだに『ああなるはずなのに。何でこうならないんだ』『こうじゃないとおかしいだろ』と自分の思い(妄想)通りにならないと、すぐに感情を乱す、いまだに生きづらいアディクトの自分を振り返り、現実をしっかり生きよう、そのためにステップワークに取り組もうと再確認しました。

  いまだに『信じたい』と『神は真実である』と、自分に言い聞かせながら目の前で起こることが現実なんだと受け入れる作業が必要な自分ですが、これも終わりのない成長の一部に過ぎないのでしょう。

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