【NewsLetter160】薬物依存症のはるか

 私は刑務所を出所してダルクにつながりました。私は仮釈中だったため、満期が来たらここから出て行くつもりでした。

 ダルクは私に、想像以上に薬物に対する知識を教えてくれています。私は親にダルクに行きなさいと言われ、仮釈欲しさにダルクを選びました。それからダルクの代表と手紙のやり取りをして、仲間のことも知りました。初めは「何が仲間だ」と思っていましたが、ダルクでの生活を始めてからは仲間の大切さを教えてもらってます。

 今は仲間を大切にし、心の支えにして、楽しい薬物の止め方を覚えています。この楽しい気持ちで薬を止めているから満期が過ぎてもダルクに居るのではないでしょうか。

 時々子供たちに会いたくなりますが、今日一日を大切にして、これからも薬物なしの生活をがんばります。そして来年のことはまた来年に考えることにしています。

 めざせ・社会復帰です。

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