【NewsLetter233】継続支援のご報告

継続支援のお願いについて、経過のご報告をさせていただきいただきます。10 月までに合計110万円のご支援をいただきました。ご支援いただいたみなさまに厚くお礼申し上げます。

目標金額の150万円まで、あと40万円ではありましたが、多方面へ何とかお願いをしまして50万円の借り入れを行いこれに充てることとなりましたので、今回の継続支援のお願いにつきましては、これにて一旦終了とさせていただきます。

皆様からお寄せいただきました献金は、運営のために大切に使用させていただきます。
今後とも九州DARCの活動に、ご支援・ご協力をお願いいたします。

さて、今年も残すところあと2ヶ月もない状況です。光陰矢の如しとはいいますが、今年は思い返せるほどの思い出もなく、慌ただしく日々が過ぎていくばかりです。

毎年多くの方にご参加頂いていたクリスマス会も、残念ながら今年は中止とさせていただきました。来年の開催が出来ることを願いまして、ぜひまたお会いできることを楽しみにいたします。

また、家族会の方は福岡の感染者増減の状況を見ながら、少人数でなるべく広い会場を使用して行っていますので、感染防止の対策の上、ご参加くださいますようよろしくお願いいたします。

NPO法人九州DARC 代表 大江昌夫

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【NewsLetter233】薬物依存症のイジケムシ

今まで自分の問題で仲間や身近にいる人たちを反応させてきました。人と接する中で、自分が痛い思いをしたくないから、何かを伝える時、伝えることで相手がどう反応するかを意識して、質問された時も相手に合わせようと答え探しをしてしまいます。

全て相手が基準になっていて、意見がぶつかることを過剰に恐れ、自分が伝えるべきことや伝えたいことは、押し殺してしまいます。結局、優柔不断な態度をとってしまい、話の辻褄が合わなくなって、自分自身の首を絞めることになってしまいます。

そういう自分自身を騙す不正直な生き方が辛くなって、薬を使ってきました。それが、自分が傷つかないための、自分を守る方法だと思いこんできましたが、結局自分も周りも傷つけてきました。

どうして自分がそこまで、目先の関係性を守ることに固執したり、人との関係性を失うことに対して恐れを抱いたりと、過剰に反応してしまうのか分からず、今もその問題に振り回されています。

実際にはダルクにつながる前から抱えていた問題ですが、ダルクの役割を通して仲間と接することで、より明確に問題を意識するようになりました。

今は、自分自身の生き方を変えたい、ほんとうの意味で楽な生き方をしたいと思っています。ずっと先延ばしにしてきたことですが、ステップをやっていこうと思っています。そう思わせてくれたダルクの役割には感謝しています。

話は変わって、自分の好きな運動の話をしたいと思います。未だにコロナの影響で、スポーツのプログラムでは、自重を使ったトレーニングをやっています。その中で坂道をダッシュしたり、与えられた環境の中で工夫して楽しみを見つけることの大切さを改めて感じています。

今までは自分が置かれた環境のせいにして、不満を訴えるばかりで、自分にできることを見ようとはしてきませんでした。今の自分は薬だけは止まったものの、自分の中の生きづらさに振り回されています。

ダルクの外にいても、中にいても、常に向き合うべき問題は自分の中にありました。自分ひとりで解決しようとせず、同じ道をたどってきた仲間の力を借りて、一つ一つ解決していくことを、諦めずにやっていきます。

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【NewsLetter233】薬物依存症のハジメ

最近の自分はと言いますと、ダルクに来て早いもので8ヶ月となりました。

自分の病気は、人の中で長時間いると具合が悪くなったりします。それと、ミーティングで人が喋っている事を、自分のことを言われているんじゃないかと思い込み、具合が悪くなります。

他にも、人が信じられなくなったりと、自分の欠点はたくさんあるのですが、最近まで精神病院に入院していて、その時に自分について自問自答したところ、一人ではどうにもならない事にやっと気づくことが出来ました。

なにか事がある度に代表に「出ていきます」と、1ヶ月に三度施設を飛び出したこともありました。

でも今はクリーンを続けることが出来ているのも、代表を始め仲間のおかげだと思っています。

自分自身と向き合った時、どうしても地元に帰りたいとか、施設を出たいとか、そんな事ばかりしか出てきませんでした。地元に帰れば待ってくれている人がいるので甘えようとか、そんな答えしか出てこなかったので、帰るのをやめようと自分自身で決めました。

そして何があっても飛び出すようなことはしないようにしようと決めた時から、気が楽になって、人間関係も入院する前と今では、全然違っていることに気が付きました。

全部とはいかないけれど、少しずつプログラムにも参加できるようになってきています。フェローシップは苦手というか、今までは人を避けるようになっていたのが、自分から喋りかけられるくらいに回復してきています。ここにいると社会とは違い、自分探しが出来ていることにも、何と言いますか少し嬉しく思います。

今、ステップを始めようと思っています。そうしたら自分を少しは変えられるのだろうかと思う反面、どうなるかはやってみないと分かりませんが、8ヶ月たった今、ようやく前を向いて歩いていけると思います。

ネガティヴな事を考えていたら、何をするにもうまくいきません。前を向くことで、ここで自分自身を変える強い意志を持って物事に取り組む事ができます。

毎日プログラムのミーティングでは、前なら人が自分のことを言っていると決めつけ、自分も人のことを言っていた時期がありましたが、自分の問題に向き合うことで、人のことはどうでもいい。人は人、自分は自分。と少しずつ変わってきています。

自分は一部執行猶予が切れればここを出るのではなく、それまでにどれだけステップが出来るのかの方を選んでいるので、回復には時間がかかるかもしれませんが、自分で決めたことなので、逃げずに自分と向き合って行こうと思います。

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【NewsLetter233】献品のお礼とお願い

お米の献品をありがとうございました。おかげさまで、しばらくの間十分に食べられるだけのお米をメンバーに用意することが出来ました。皆で美味しくいただいております。皆様のお心遣いに心より感謝申し上げます。

保存のきく食料品、トイレットペーパー、台所用洗剤、掃除用洗剤などの日用品につきましては、引き続きご厚情を賜りたく、重ねてお願い申し上げます。

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【NewsLetter233】11月の家族会のお知らせ

日時:2020年11月22日(日) 10:00 受付 10:30 開始

会場:クローバープラザ 506AB研修室 (福岡県春日市原町3丁目1-7)

※今回はクローバープラザでの開催です。お間違いのないようお気を付けください。

講師:河村クリニック 作業療法士 八谷隆之氏

参加費:お一人3,000円 ご家族4,000円

問い合わせ:九州ダルク 092-471-5140

新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、必ずマスク着用の上、入室前には消毒を行ってください。会場内では間隔を空けての着席、会話の際には十分な間隔を開けるなど、何かとご不便をおかけするかと思いますが、ご協力をお願いいたします。

 

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