【NewsLetter184】薬物依存症のカロリ

ギャザリングに行ってきました。これで3回目のギャザリングです。毎回、感じる事も変化しているので、もしかしたら自分も少しは変わっているのかなと思います。

少しは自分でも手伝える事ができたり、前よりは色々な仲間とフェローシップがとれたり、自分の自信になりました。日々淡々とやっているなかだけでは、気付かない事も多く、もっとていねいに仲間とのプログラムに取り組んでいこうと改めて思いました。

ギャザリングやイベント等で、毎回、思うのですが、新しい仲間から与えられる事や気付かされる事が多く、やっぱり新しい仲間ほどハイヤーパワーに近いのかなぁ、と思いました。大事にしていきたいです。

自分は、4月にクリーン2年を迎えます。1年目を祝ってもらったのが、つい、この間のことかのように早かったです。良い事も悪い事も毎日色々な事があって、テンパる事もちょこちょこありますが(あんまり表に出てないとは思いますが、、、)、仲間とスポンサーの頭を借りてなんとか乗り切っています。

本当に自分の為になる事は何なのか、自分では見分けがつかないので、いつも通り、「いいからやれ」と自分にいいきかせて、結果を強引にでも出しながら、今としっかり向き合っていきたいです。

薬を止める事だけに必死だった1年目とは違って、クリーンな頭だと色々と面倒臭く感じる事も多いですが、自分がどうなっていきたいのか、しっかりと考え行動して受け入れてやっていきます。

今、施設にきて約3年半がたちます。今考えると、結構むちゃくちゃなヤク中だった自分を受け入れてくれた施設と仲間に感謝しています。

だんだんと自分のひどかった状態を知ってくれている仲間が少なくなっていくなか、さみしい思いもしますが、その時、自分の回復の道と仲間の回復の道がたまたま重なっていたんだと実感するたび、本当に奇跡的な毎日だったんだなと思います。

薬を手放して何か与えられるんだろうか、と思って、無駄なんじゃないかと思っていた事の答えが、今ようやくわかる様な気がします。

今日だけ、精一杯、自分と自分のそばにいる仲間との関係を大事にしてやっていきたいと思います。

カテゴリー: 184号(2015年3月), ニューズレター タグ: , , パーマリンク