爽やかな初夏を迎え、木々の緑も日増しに深まってまいりました。皆様におかれましては、益々、ご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご支援を賜り、誠に有り難うございます。
マスメディアで取り上げられていた。危険ドラッグの相談は、若干減りつつありますが、手紙や相談の件数がそれに比例して減っているわけではありません。ダルクの存在が数年前より格段に広く認知され、ご家族の方からも、前よりは早い段階で相談に来られる様になってきていると感じています。
このような相談やメッセージの数が増えようとも、それと同じだけの仲間がダルクに繋がって、回復のプログラムを実践出来るという事でもありません。未だ繋がれずに苦しんでいる薬物依存症者は大勢います。
九州ダルクの仲間も今年に入ってから人数が増え、新しい仲間を、皆が様々な形でサポートをしてくれています。私たちが先行く仲間にしてもらってきた様に、これからも一人でも多くの仲間の手助けが出来ればという思いは変わりません。
今現在、プログラムやメッセージ活動で使用している車両も、活動が広がるのに比例して、ガソリン代や修理代、保険代までもが、これまで以上に膨れ上がっています。しかし、回復のプログラムを削るという選択肢はなく、この紙面をお借りしまして、私たちの活動を続けていけるよう、皆様にお願いしたいと思います。
ひとえに私共の努力が足りないためではありますが、これからもダルクの活動を続けていくために、度重なるお願いで心苦しいのではございますが、ご寄付頂きたく切にお願い申し上げます。
特定非営利活動法人 九州DARC
代表 大江 昌夫