【NewsLetter190】『感謝』 九州DARC代表理事 大江昌夫

12月に入り、博多の街も寒さが一段と増してまいりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。メンバーは何人か、風邪を引きましたが、元気に過ごしています。

ご報告が遅くなってしまいましたが、平成27年10月3日に九州ダルク20周年フォーラムを行いました。まずは無事開催することが出来ましたことを、皆様にお礼申し上げたいと思います。また、この日に愛あるご祝儀、ご献金、御花をいただきましたこともこの場をお借りしてお礼を申し上げます。

20年という節目のフォーラムということもあり、準備段階から不安で仕方ありませんでしたが、250名近い方々にご参加いただいたこと、お忙しい中、時間を割いてご挨拶してくださった皆様、マルセル神父様、ご講和をしていただいた茨城ダルクの岩井さん、名古屋ダルク創設者の外山さん、メッセージをいただいた各施設の皆様、メンバー、家族会長、またこの日のために練習を重ねた茨城ダルク男女メンバーの和太鼓とエイサー演舞により花を添えていただき、感謝の気持ちでいっぱいになり、舞台の袖で何度も涙が溢れました。

この20年という歳月の中で多くの恵みをいただいたことと同時に、多くの尊い命が天に召されたことも忘れることはありません。

民間の薬物依存症リハビリ施設として薬物依存症である当事者同士が助け合うということは、疎外と孤独に苛まれ苦しんでいる当事者に寄り添い、一人にしないということが一番大切なことだと感じております。

九州の地で21年前に蒔かれたダルクという希望の種は、宮崎、大分、北九州、長崎、熊本、鹿児島、佐賀へと九州すべての県に根付くことが出来ました。

支援してくださる皆様のご理解と大きな愛によって大切に育てていただいたおかげです。また皆様の愛をたくさんいただき、これからもこのダルクという希望の灯を消さぬよう九州ダルクらしくスタッフ、仲間一同、より一層の努力を重ねていく所存です。これからもよろしくお願いいたします。

カテゴリー: 190号(2015年10月) タグ: , , , パーマリンク