【NewsLetter200】薬物依存症のイジケムシ

8月4日から6日に、鳥取ダルクでよしみちゃんのカウンセリングを受けてきました。初めてよしみちゃんのカウンセリングを受けてから、ほぼ6年が経ちます。

初めて受けた頃は、ブロンが止まらなくて体が震えていました。今はブロンも処方薬も止まってシラフで受けることができます。

あまり自分では実感はないけれど、笑うようになったと言われます。

カウンセリングでは大勢の仲間とプログラムに取り組む中で、最初受けていた頃には感じなかったものを感じます。

感情は一番自分にとって苦手なもので、人にうまく言葉にして伝えることができないし、それをごまかすために薬を使い続けました。

でも今は、自分は感情がある人間だし、それを認めて少しずつでも変わっていけるんだという気持ちを持っています。

カウンセリングの中で母親をテーマにしたプログラムがありました。仲間に対して自分の親を紹介する中で、自分は愛されていたと感じることができました。

愛情の受け取り方が下手な自分は、自分勝手に逆恨みしたり、本当のことを何も話さないくせに何もわかってくれないと被害者ぶったりしていました。何もかもが素直に受け取れなかったです。

ダルクにきた頃に持っていた自分は、仕方なくダルクに来たという思いだったり、周りのせいにして薬を使っていたことなど、常に言い訳をしてきました。

結局、そういう言い訳をして自分自身を無理矢理に納得させようとしてきました。自分じゃ気づかないふりをして、常に気持ち悪さを感じていました。

だからこそ、これからの自分自身に対しての正直さを常に大事にしていきたいです。

今回、鳥取ダルクのカウンセリングを受けに行くまでは、正直面倒くさいと思っていました。処方薬が止まって感情が少し出てきた自分を仲間に見せるのも嫌だった。でも、今回カウンセリングを受け入れて、鳥取、岡山、九州の仲間、よしみちゃんと共に楽しめて感謝しています。

また、次に行く時にはもっと楽しめるように変わっていきたいです。

カテゴリー: 200号(2017年9月), ニューズレター タグ: , , パーマリンク