【NewsLetter209】薬物依存症のイジケムシ

こんにちは。イジケムシです。

前にニュースレターを書いてからし ばらく経ちました。九州ダルクが元あった場所に戻って半年が経ちました。

自分が初めて薬でどうにもならなく なった事を認めた場所で、プログラムをやっています。

最近、自分の優柔不断さや、人任せ にしてしまう部分で痛い思いをしました。ずっと昔からある自分の欠点です。

向き合う事を避けてきました。少し前、自分のやるべき相談や方向をしませんでした。自分が嫌な思いをするのは役割のせいにして、辞めたいと思っていました。やるべき事は分かっていても気持ちが折れていました。

とにかく逃げたかったです。仲間には何も話しませ んでした。代表に、「どうしたい?好きに していいぞ」と言われた時、迷いまし た。

でも、自分の最初の考えとは逆をやる方を選びました。今まで自分は、最初の考えを選んできた結果、ダルクに辿り着きました。恐れのままに行動したり、不安のまま行動した結果です。

今までと違った選択肢を取るのは自分にとって勇気がいります。自分の回復には正直さ、心を開く事、やる気、あと少しの勇気が必要です。

生き方を変えるために一歩踏み出す勇気、自分で出来ない部分を認めて、仲間に助けを求めていきます。

もうひとつ自分の問題として、同じ失敗を何度も繰り返しています。その都度痛い思いをしても、次に生かすことが出来ていません。常にその場しのぎなので、怒られたら自分の中で終わりにしてしまっています。

よく、叩いても響かないやつだと言われてきました。今、失敗に関してその内容をノートに書くことを与えられました。同じ失敗であれば書く回数が増えていきます。

自分が やった事をキチンと自分で理解して、嫌な思いをする。その中で、少しずつ行動を修正していきたいと思っています。

今までの生き方を変えていく事は、 自分にとっては難しいです。でもダルクに居て、仲間の中に居る内に変えていきたいと思っています。今 ここに居る自分と仲間を大切にしていきます。

カテゴリー: 209号(2018年10月), ニューズレター タグ: , , パーマリンク