【NewsLetter216】NPO法人九州ダルク代表 大江昌夫

梅雨時の紫陽花が美しく咲く頃となりましたが、皆様お変わりございませんか。

急なお知らせになり申し訳ありませんが、九州ダルク家族会として活動を続けてきましたが、会の方向性にズレが生じてしまい、去年より話し合いを続けてまいりましたが、残念ながら解決の糸口を見つけることが出来ませんでした。

このまま九州ダルク家族会として継続していくことが困難となり、6月23日の家族会を最後に解散いたします。長い間、九州ダルク家族会にご参加およびご支援を頂き、誠にありがとうございました。

これに伴い九州ダルクでは新たに7月より、薬物問題でお困りの家族や関係者の皆様が集える居場所を立ち上げることと致します。プログラムを通して愛と共感と安らぎが得られるようスタッフ一同努めてまいります。日時など詳しいことは次回掲載いたしますので、皆様のご参加お待ちしております。

梅雨時は、心身が不安定になりやすい時季でもあるといわれます。例外なく毎年この時期はいろいろなことが起きます。特に代表になってから感じる事ですが、ダルクの中で仲間に寄り添い、仲間とともに回復の道を歩むということは、自助グループのスポンサーシップのようにかなりの期間を親しく付き合っていくということのようだと思います。自分自身の問題ばかりではなく、その人の問題やその人と自分の関係も構築していくということなのだと。

関係性の病気である私は問題を増やしてしまう恐れをいつも抱きながらも、仲間との関わりの中で回復し成長していける喜びを感じています。私自身を正直に見つめる勇気をハイヤーパワーに祈りながら、仲間とともに今日一日を生きていこうと思います。

カテゴリー: 216号(2019年6月), ニューズレター タグ: , , パーマリンク