【NewsLetter217】緊急支援のお願い NPO法人九州ダルク代表 大江昌夫

 福岡も遅れながら梅雨に入り、雨に映える紫陽花の花も美しく、爽やかな季節となりました。皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

 先月号で書かせて頂いた通り、6月の家族会をもって解散というかたちをとらせて頂きました。7月より新たに『九州ダルク家族会リーベ』として歩みだします。これまで通り、第4日曜日ですが、開始時間を30分遅らせ、10時受付開始の10時30分スタートと致します。皆様のご参加お待ちしております。

 この話の後にダルクの運営状況の話はとても辛いのですが、昨年度、日本政策金融公庫より500万円の借入れをし、今日までに借り入れ資金と未払いの車両修理費など全て合わせて700万円を超えるほど増えてしまいました。

 私共の努力が足りない為ではありますが、返済の見通しが立たないのが現状です。今現在九州ダルクにそれだけ支払える財力はありません。

 しかし、今いるメンバーを路頭に迷わせるわけにはいかず、新たな事業を始める計画を進めていますが、人員配置や部屋の広さなど問題も多く、中々進まないのが現状です。

 経費削減のため使用している車両も故障が多いことや燃費の悪い車両から処分し、車両の入れ替えをしたり、参加してきたイベントなども極力控えたり、交通費を抑えるため1台で行動したり、近場は自転車で移動したりと仲間にも協力してもらいながら日々、苦しい運営状態で活動を続けています。皆様の善意による寄付金に支えていただけなければ運営してゆくことが困難であリます。

 薬物依存症者が回復を望み、生きる希望を持ち社会の有用な一員となるように支えていただけないでしょうか?

 薬物依存症者みずからが薬物依存症者を支え、共に歩むダルクの取り組み、九州ダルクが回復と成長を手にすることのできる場として活動してゆけますよう皆様のご支援、ご協力のほどなにとぞ宜しくお願い申し上げます。

 「九州ダルクを支援する会」の郵便振替振込口座に関する情報はこちらのページです。

カテゴリー: 217号(2019年7月), ニューズレター タグ: , , パーマリンク