【NewsLetter221】九州DARC代表理事 大江昌夫

九州ダルク24周年記念フォーラム「生きることへの選択」

令和元年10月26日に九州ダルク24周年記念フォーラムを行いました。まずは無事開催することが出来ました事を、この場をお借りして皆様にお礼申し上げたいと思います。

今年は150名近い方々にご参加頂きました。お忙しい中、時間を割いてご挨拶して下さった皆様、マルセル神父様、ご講話頂いた茨城ダルクの岩井さん、メッセージを頂いたメンバー、家族の皆様、本当に有り難うございました。また、祝辞を頂きました関係省庁の皆様、会場をお貸し下さった福岡県弁護士会。そして今回九州ダルクの活動に賛同下さり、ご協賛を頂きました福岡県更生保護協会の皆様にも、心よりお礼申し上げます。

 

民間の薬物依存症リハビリ施設として、薬物依存症である当事者同士が助け合うというダルクという存在も、近年様々な活動を通して一般的にも認知度が高くなってきたと感じています。

しかし、残念ながら人々に知られるきっかけとなるのは、事件などのあまり良くないイメージである事が多いように思われます。社会からの理解を得るにはたくさんの時間も必要です。

また、皆様のお力添えなしには為し得ません。これまで24年間この福岡の地で日々ミーティングを行い、まだ苦しんでいる薬物依存症者へメッセージを届けると言うこの2つの地道な活動こそが九州ダルクの柱であり、私を含めそれぞれのメンバーの姿を通して、社会へ薬物依存症という病気のあり方と、回復できる可能性を示していきたいと願っています。

そして、今回フォーラムのサブタイトルと致しました「生きることへの選択」が出来るように、これからも仲間の手助けを行っていきたいと考えています。

これからもこのダルクという希望の灯を消さぬようスタッフ、仲間一同より一層の努力を重ねていく所存です。今後とも宜しくお願い致します。                

感謝の内に

カテゴリー: 221号(2019年11月), ニューズレター タグ: , パーマリンク