【NewsLetter230】仲間からのメッセージ コウジ

今回ニュースレターを書かせて頂く依存症のコウジです。近況報告ということで、最近の自分を書かせて頂こうと思います。

俺は常日頃、妄想で自分の古い考えを使って、絶対にこうだと決めつけてマイナスなことばかり考えてキレるという事をしてきました。

九州にきてからも何度もそういう事があり、代表と話していくうちに、「そうなる前の段階で相談しろ」という言葉ももらって、信じるようになりました。

キレるということは一番簡単だと思いますし、後から自分が囚われて気持ちが良くないと思います。

プログラムを通して成長した大人になりたいし、2つのものを見分ける賢さで、より良い方を選んで行きたいと思っています。

自分は今まで数え切れないほど、酒のスリップを繰り返して自暴自棄になっていました。散々飲んだ結果、夜明けのコインランドリーで俺は社会復帰は無理だと悟り、それからは施設で職員になることを夢見てきました。

今もその気持ちは変わりません。施設の職員も立派な社会復帰だと思います。施設から出たらすぐに酒を飲むし、飲みすぎて次の日の朝会社に休むという電話をしているのが、想像つきます。

俺は依存症なんだと強く思いました。施設の職員も頑張れば給料を貰えますし、休みももらえるし、親と会う機会だってもらえるかもしれません。

まだ夢ですが、今は焦らずゆっくりやっていきます。とにかく自分の問題は人間関係のトラブルくらいしかありませんから、代表のGOサインが出たらステップに取り掛かり実行できるように頑張りたいです。

まだクリーン半年ですが、今までで一番成長しています。ただ、問題も歳を取るにつれて、こんなに悩むかなという思いで、乗り越えるのにいっぱいいっぱいです。

何かあったらいったん間をおく。それでも消化できなかったら相談に行く−−。新しい人生を送っていきたいと思います。

カテゴリー: 230号(2020年8月), ニューズレター パーマリンク