【NewsLetter234】緊急支援のお願い

皆様におかれましては、平素よりご尽力を賜り厚くお礼申し上げます。

12月も半ばとなりましたが、例年と違い街にクリスマスの準備の賑わいもほとんどなく、イルミネーションやイベントの少なさから、福岡の街はずいぶん静かな状況です。私達九州ダルクでも今年はクリスマス会を行わず、静かな年の瀬を迎えようとしています。

今年は新型コロナウィルスの影響により、私達の暮らしが様々なところで大きく変化した一年となりました。マスク着用などの感染症対策に対応した生活に慣れては来たものの、新たな課題も出てきています。グループホームでは感染者が出た場合の隔離や看病が一番問題になります。

感染者が出たときのために、福岡市より福祉事業者にアイソレーションガウンが配られました。いただいたマスクなども備品として保管しています。実際の準備だけではなく感染対策も勉強する必要があり、12月から1月にオンラインで研修の予定もあります。

風邪やインフルエンザのように、気をつけるだけでは防げない部分もありますから、今いるメンバーが決して罹患することがないよう、しっかり対策を行っていきたいと思っています。

また、さらなるお願いとはなりますが、どうか皆様に年末の支援をお願いいたします。

今年は感染予防のため数々の公的プログラムの自粛により収入が減ったこともあり、皆様への緊急支援のお願いをし、献金を募ることでなんとかやりくりを行いましたが、努力が足りないとお叱りを受ける面もございました。

ダルクの運営は中々思うようには行かず、焦る気持ちや自責の念に駆られることもありますが、いただいたご意見は真摯に受け止め、さらなる運営の改善に尽力していく所存です。

ニュースレターをご覧になられている皆様には、どうか今後とも変わらずご支援いただけますようよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、病院関係者、保護観察所、保護司会、弁護士会、精神保健センター、福祉事務所、教会関係者、支援する会、家族会、ニュースレター読者の皆様。その他の皆様。九州ダルクの活動に、深いご理解とご支援くださる皆様に心より感謝申し上げます。

良いお年をお迎えください。

NPO法人九州DARC 代表 大江昌夫

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カテゴリー: 234号(2020年12月), ニューズレター パーマリンク