【NewsLetter276】11年のバースデーを迎えて 依存症のイジケムシ

 バースデーミーティングの2週間前ぐらいに、先行く仲間にバースデーミーティングをやらないという選択肢はあるのか相談をしました。

 やりたくない理由を聞かれたのでずっと失敗続きで上手くいっていない自分を仲間に見せるのが恥ずかしかったからと伝えると、「じゃあ、やった方がいい。逆説だよ」と言葉をもらいました。

 バースデーミーティングではいつも以上に緊張しましたが、今の自分をありのままに話す事を意識しました。

 失敗が多く、その事で言い訳をしたり、嘘をついたりしてしまう事、何回もハウスリーダーの業務を後回しにして注意された結果、棚上げになった筋トレを隠れてやっていた事。それをばれるまで言わなかった事等を話しました。

 自分は失敗した事やできない事を頭の中だけでくよくよ考えて、自分を責める事に酔ってしまうので、言い訳をした時や、やらなかった事がある時は、その事をミーティングで話す様にしています。

 今考えれば自分を責めている間は、現実の自分がやった事から目を背けているので、自分のやるべき事から目を背けているのと一緒です。

 自分は面倒くさがりで、きつい事が嫌いです。だから解決策を教えられても三日坊主でやらなくなる事が多いのですが、その中でも事務所に渡す物を忘れないようにする事、報告する事、一日の中でやる事のリストを書く事は今の所続けています。

 最初の内は面倒くさいと思っていましたが、習慣になり、それもなくなりました。前よりは少しミスが減り、失敗する時は自分の書くリスト自体が抜けている事が原因でした。

 やってみて変化を感じる事がリストを書く動機になり、自分にとって良いサイクルが回りだしてきた感覚があります。

 余暇時間などに続けている瞑想もそうですが、やり続ける事が大事だと実感しています。

 結果が出る事や自分が変われる事に対して半信半疑で、どこかしら自分には無理なんじゃないかと思っている部分があります。

 だから、面倒くさかったり、きつい事があったりするとあきらめてしまいます。

 それでも周りでプログラムをやり続ける仲間の姿から勇気をもらったり、「とにかくやれ」と声をかけてくれる仲間が自分にはいます。

 面倒くさくてもやり続ける中で自分の古い価値観を手放し、新しい行動基準を手にできる様に苦しくても今やっている事を続けていきます。確信はないですが、苦しい事の先には自分にとって良い事が必ず待っている様な感じがしています。

 その新しい自分の感覚にそって行動していける強さを求めて行動していきます。自分は失敗や行動しない事を自分の病気のせいにして問題をすり替えようとしてしまう事が多く、自分の性格に問題がある事を受け入れてきませんでした。生きていく上でどんなにきつくても踏ん張らなければいけない時があります。

 もう一度、逆説と「いいからやれ」という言葉を自分に言い聞かせてやっていきます。

先月のニュースレター(No.276)で、記載しておりました内容に誤りがございました。イジケムシ10年のバースデーではなく11年のバースデーです。ここに訂正し、ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

カテゴリー: 276号(2024年6月), ニューズレター パーマリンク