NPO法人九州DARC代表 大江昌夫
この度は、九州DARC30周年記念フォーラムにあたり、300名を超えるご参加をいただき、心より感謝申し上げます。
基調講演ではダルク設立当初のお話を村上優先生から、岩井さんからはダルクの成り立ちから現在の九州ダルクまでのお話しを伺い、今があるのも今は先行く仲間達のおかげだと改めて感じ、胸が詰まるような気持ちになりました。
また、心温まるお祝いのメッセージや、たくさんのお花・贈り物、茨城からは車で駆けつけてくれての和太鼓演奏、山口、佐賀、長崎、沖縄のメンバーによるエイサー演舞など、会場が一層華やかになりました。私たち一人ひとりにとって、忘れられない一日となりましたこと、重ねて御礼申し上げます。
この30年、私たちは多くの困難と向き合いながらも、支えてくださる皆様と共に歩んでまいりました。依存症からの回復と、その先の新しい生き方を目指して、これからも仲間たちと共に一歩一歩進んでいきます。
この節目の年に、私たちにとって特別な存在であるマルセル神父が、5月をもって母国フランスへ帰国されることとなりました。長年にわたり私たちの回復を見守り、励まし続けてくださったマルセル神父には、感謝してもしきれません。寂しさは募りますが、これからも遠くから私たちの歩みを見守っていてくださることと思います。
皆様の温かい支えに改めて感謝申し上げるとともに、これからのダルクの歩みを引き続き応援していただければ幸いです。
ありがとうございました。