【NewsLetter148】あいさつ(九州ダルク代表・大江昌夫)

 師走の候、寒気きびしいなか、何かと忙しいころとなりましたが、みなさまはお変わりございませんか。先日行われた九州ダルククリスマス会には、たくさんの方々に参加していただき、誠にありがとうございまいした。思っていたよりも多くの方々に来ていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。みなさまの笑顔や笑い声で今年1年の苦労も報われた気がします。恥ずかしがりながらも、メンバー全員で歌った「なごり雪」にたくさんの拍手をもらい、心が温かくなる思いでした。

 ここでダルクの運営状況の話はとても心苦しいのですが、今現在ダルクにいる者全員が、生活保護に頼る人たちだけになってしまっているのが現状です。生活保護者の支給額は、普通、ダルクがもらっている入寮費の3分の2しか出ないのが現状です。今回、そのうちの1人は、いまだ申請もできず、チャリティになっている次第です。

 車の車検や修理、税金などでたいへんだった上、佐賀ダルクの開設に伴い、活動の場が広がり、経費がかさむ一方です。今現在、仲間の日々の生活費をまかなうのがやっとなのが実態です。当然、家賃やスタッフの賃金の支払いに困っています。

 私どもの努力が足りないためではありますが、ダルクの活動をご理解いただきまして、度々のお願いで心苦しいのですが、みなさまの愛に頼る方法しかわかりません。どうか、よろしくお願いします。

 今年1年、たくさんのご支援、ご協力をいただき、ありがとうございました。心から感謝いたします。みなさまが健やかな新年をお迎えになられますよう、心からお祈り申し上げます。

カテゴリー: ニューズレター タグ: , , パーマリンク