【NewsLetter153】緊急カンパのお願い・九州ダルク代表 大江昌夫

  日中は汗ばむほどの季節となりました。みなさまお変わりなくご活躍のこととお喜び申し上げます。おかげさまで、社会でのダルクの役割も日に日に多くなってきています。

  これも支援してくださっているみなさまと私たちが一緒になって、苦しんでいる薬物依存症者本人、または苦しんでいる家族に、薬物からの回復、家族関係の見直しと、同時に今から薬物に逃げてもおかしくない家庭環境にいる子どもたち予備軍にも一緒にメッセージを運んでいるからだと思っています。私たちは、メッセンジャーにすぎないのです。

  また、佐賀ダルクも開所から2年を過ぎ、より多くのメッセージ活動ができるようになりました。私たちの隣には、応援してくださっているみなさまが常にいるということに感謝しています。

  活動内容が大きくなるにつれて、当然のことながら、それに伴う活動費用もかさんでいます。

  その上、ガソリン代の値上げに伴い、プログラムやメッセージ等で使用している車両の燃料費がかさむ一方です。

  また、平成24年度からの法律改正で、小規模作業所に対しての車の税金の減免があてはまらなくなり、地域活動支援センター移行も来年度になるため、今年度はどうしても車の税金155,400円を支払わなくてはならなくなりました。

  入寮者も、生活保護に頼る人たちだけになってしまっているのが現状です。生活保護者の支給額が、普通、ダルクがもらっている入寮費の3分の2しか出ないのが現状です。

  おはずかしい話でありますが、今現在、九州ダルクの活動資金がマイナスの方向で増えています。私どもの努力が足りないためではありますが、プログラム費やスタッフ賃金等、回復に必要な道具が与えられない現状と、ダルクの活動をご理解いただきまして、度重なるお願いで心苦しいのではございますが、切にお願い申しあげます。

  九州ダルクへのご連絡は、こちらへお願いします。

カテゴリー: ニューズレター タグ: , , , , パーマリンク