【NewsLetter154】緊急カンパのお礼・九州ダルク代表 大江昌夫

  梅雨空の折、みなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度は、九州ダルクの活動に深いご理解とご厚情をいただき、心からお礼申し上げます。先月、緊急カンパのお願いをさせていただきました。その結果、自動車税の支払いや滞っていた家賃の支払いなどを済ますことができました。本当にありがとうございました。

  話は変わり、自分の話をさせていただきますが、実は3月末ぐらいからずっと調子が上がらずにいました。理由はオーバーワーク気味のところに自分の信仰に対する不信感。信じてやってきて与えられたものに対する落胆といいましょうか……。

  調子が悪い時に判断するとまず間違った方向に進んでいきます。そんな時は仲間の声もすぐには届きません。気分的にはどんどん落ちていく感じです。

  しかし、薬を使っていないことが救いです。こんな時、何度も何度も「平安の祈り」を祈ります。ぼくはこの祈りの中に救いがあり、12ステップを実践するのにも、とにかく祈りが必要です。

  ぼくは高慢で自分勝手なので、新たに行動しようとするにも自分の考えがじゃまをします。祈っていると、「恐れながらでも行動すること――。それが本当の勇気だ。これならお前みたいな大ばかでもできる」と、つながって間もないころに先行く仲間に言われたことを思い出しました。

  とにかく行動しようと思い、仲間に会いに行き、たくさんの勇気をもらいました。まだ本調子には程遠いですが、ゆっくりと歩んでいこうと思います。

  ダルクが今苦しんでいる薬物依存症者やその家族の救いと癒しの場として福岡の地に根付くことを願い、活動を続けて17年目を迎えようとしています。

  今、ダルクはしかっりと大地に根を張り、メッセージ活動を続けております。これもひとえに九州ダルクを支えてくださるみなさまのおかげだと思います。スタッフ一同、事業存続とメッセージ活動に鋭意努力していく所存でございますので、より一層のご支援とご協力をかさねてお願い申し上げます。

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