【NewsLetter158】薬物依存症のタツヤ

 先日、僕はTCCプログラムに参加しました。

 10月1日に、僕は茨城ダルクから九州ダルクに来たのですが、何日もしないうちに群馬、鳥取、岡山の仲間たちとフェローシップがとれることになりました。

 以前、僕は群馬ダルクに1年半程居たことがあったので、その縁で懐かしい仲間とも会えました。茨城にいたときから、僕は状態が悪く病院に入院したりと、今思うとつぶれかけていたと思います。

 そんな時に九州へ行かせていただき、九州の仲間たちから手厚い歓迎を受け、すぐにTCCプログラムに参加させてもらったことは本当にありがたかったです。

 ここのところ、まったく笑うことがなくなっていました。だけどプログラム期間中、九州の仲間たちと打ち解けたりしているうちに、プログラムを受けているうちに、僕は笑えるようになりました。

 TCCプログラムでは、感謝リスト、ブレインストーミング、リラプスの危険信号、評価ゲーム等をいろいろとやったのですが、僕が考えていたのは、自分が群馬ダルクで仲間と一緒にこのプログラムを受けていた当時のことでした。

 あのころ、本当に苦しい時期だったけど、それでも仲間と一緒にプログラムを受け、問題にぶちあたって、もうだめだって何度も思ったけど、それでも仲間と一緒に乗り越えてきたことを思い出していました。

 どんなときも、仲間はそばにいてくれました。それは今も一緒です。プログラムも感謝リストでは、大勢の仲間と一緒にやるといろいろと普段、忘れている感謝を思い出せたし、ブレインストーミングも大勢でやるととても楽しかったです。フェローシップでも仲間たちと馬鹿話をして、本当に久しぶりに腹の底から笑えました。

 今回思い出したことがあるのですが、それは仲間がいるからプログラムができるって事です。1人じゃできない事でも、仲間と一緒ならできるかもしれません。今回のプログラムでいろいろなことを思い出せたり、いろいろ気が付くことがありました。

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