【NewsLetter159】あいさつ(九州ダルク代表・大江昌夫)

 落ち葉が風に舞う季節となりました。我町の銀杏並木も美しい黄色に染まり初め、日増しに寒さが身にしみるようになってまいりました。みなさまはお変わりなくお過ごしでしょうか。

 九州ダルクでは風邪がはやってしまいました。みんなそれなりに気をつけていたのですが、私も含め、みんな風邪を引いてしまいました。世間でも風邪がはやっていますので、皆様も十分お気をつけください。

 話は変わりますが、ここ最近相談件数がかなり増えてまいりました。これも支援してくださっているみなさまと私たちが一緒になって、苦しんでいる薬物依存症者本人、または苦しんでいる家族に、薬物からの回復、家族関係の見直しと、同時に今から薬物に逃げてもおかしくない家庭環境にいる子どもたち予備軍にも一緒にメッセージを運んでいるからだと思っています。感謝いたします。

 今回、九州ダルクフォーラムを開催するにあたってたいへん悩みました。佐賀ダルクのセミナーが先に決まり、準備が進む中、モチベーションが周囲の熱に比べあがらないこと、金銭的なこと、準備時間が少ないこと、仲間のことなど、数え上げると切りがないぐらい悩みましたが、フォーラムのチラシにも書いた通り、ここ最近は私たちの想いとは逆に増加、深刻化が進んでいる薬物乱用・依存問題において、当事者の私たちだけでなく、行政・司法・医療・福祉とさまざまな機関との連携がなくてはならないものとなっています。

 これからのDARCの活動の中でも各機関とのネットワークをつないでいくことの重要性はさらに大きくなっていくもので、この機会にそれぞれの立場から見た薬物乱用・依存問題について少しでも多くの方に知っていただきたく、フォーラムを開くことにしました。

 いつもそうですが、悩んでいる私たちをそっと、時にはガツンと背中を押してくれるみなさまのお陰です。私たちの隣には、応援してくださっているみなさまが常にいるということに感謝しています。

 平日開催ということでなかなか、都合がつきにくいと思いますが、フォーラム、セミナー当日、そんなみなさまとお会いできるのを楽しみにしています。

 追伸  毎年恒例のクリスマス会も開催いたしますので、みなさまのご参加お待ちしております!

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