【NewsLetter282】依存症のクルクル

「鳥取アディクションフォーラム」「茨城・群馬OSM海外の仲間の話」に参加して

 参加してきた中で、今を生きているから参加が出来ているという言葉に重みがありました。

 捕まっていれば命は助かりますが、クスリ等で命を断てば、参加して仲間の話を聞く事も気付く事も出来ない。話を聞いて、自分もダルクにつながらずクスリを使い続けていれば、今ある命もなかっただろうなと感じました。参加する事や、話を聞く事も一人では出来ないし仲間がいないと出来ません。

 過去に受けた傷を癒すのに時間がかかる話を聞いた時も、一人では絶対に癒されないし、それこそ仲間がいないと不可能です。話を聞いた時、傷を癒すにしても、回復を続けるにしても、生きるにしても、仲間がいないとと感じ、仲間の大切さや、気付きは本当になくてはならない存在だと鳥取、茨木、群馬に行って、そう強く感じました。

 何でも一人でやろうとせず仲間の力を借りて、やります。

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【NewsLetter282】依存症のユウスケ

「鳥取アディクションフォーラム」「茨城・群馬OSM海外の仲間の話」に参加して

 鳥取のアディクションフォーラムに参加して印象的だった事は、ダルクの仲間が元気にメッセージを運んでいて希望を貰った事でした。プログラムをやれば変わっていけるんだという事を改めて感じさせて貰いました。

 僕自身も、初めてプログラムにつながった時に比べて、今はすごく元気になったと思います。そんな事を思い出し、プログラムの大切さを実感し、今後もプログラムを実践していければいいなと感じました。

 群馬の海外メンバーのオープンスピーカーミーティングで印象的だったのは、原理の実践の話や仲間とのつながりが大切だという話、そして行動する事が大事だ、という話でした。

 最近、僕も施設で原理の実践の分かち合いをしてもらい、前向きになれたこと、九州ダルクにつながれて仲間に感謝した事、考え込んでいるより行動に移していった方がいい事、そんな事を学び直した所でした。

 やはり自分にはプログラムが必要だと考えさせて貰いました。

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2025年4月 九州DARC30周年記念フォーラム

開催日時:2025426日(土)

 来春に九州DARC30周年を記念し、フォーラムを開催する運びとなりました。詳細につきましては追ってニュースレター誌面にてお知らせいたします。

 皆さまお誘い合わせのうえ、ぜひご来場いただきますようよろしくお願いいたします。

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【NewsLetter282】家族会12/22 支援する会12/26

家族会
日時:2024年1222日(日)午後1時受付開始
場所:福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ602号室 福岡市中央区荒戸3丁目3番39)

支援する会
日時:2024年12月26日(木)午後7時~
場所:福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ603号室 福岡市中央区荒戸3丁目3番39)

連絡先 NPO法人 九州ダルク 092-471-5140

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【NewsLetter281】15年のバースデーを迎えて ユウスケ

 先日NAで、15年のバースデーミーティングを開いて貰いました。バースデーの2ヶ月程前から、毎日ミーティングの最後に仲間がインフォメーションを流してくれて、その度に嬉しい気持ち半分と恥ずかしい気持ちがありました。

 何故かというと、15年のクリーンがあっても成長したと思える事は少なく、自信を持てていなかったからです。バースデーが近づくにつれて、仲間に15年だねと声をかけて貰い恐縮していました。

 当日は、ホームグループや他のグループの仲間が来てくれて、ハグと、お祝いの言葉をかけてくれました。その時は素直に嬉しかった。

 ミーティングが始まり、仲間がケーキを切ってくれて皆で食べ、分かち合いが進んで行きます。

 15年前、NAのプログラムにつながった頃の自分は、仲間を仲間と思えず、いつも1人でいました。自分の気持ちを言葉で表現出来ず口数が少なかったのですが、仲間が声をかけてくれて少しずつ自分の事を仲間の中で、そしてミーティングの中で話せる様になって行きました。

 1年のバースデーミーティングを迎えた頃には、大分仲間と打ち解けられる様になり笑顔も増えて行きました。元気になって行く為に何が必要だったか、今回のバースデーミーティングで振り返る機会があり、思い出すのは、12ステップの事やフェローシップの事でした。

 それが、自分の抱えているアディクションの問題の解決策になっていたと思います。今もそれは変わっていないと思います。苦しい時だけではないですが、自分の問題を認め降伏し、正気に戻してくれると信じてゆだねる決心をしていく‥‥そんな繰り返しをして来た様に感じます。

 そして、仲間がいつも側にいて、楽しい事も苦しい事も色々な事を教えてくれ支えてくれました。バースデーミーティングで仲間の話を聞いていて、今までプログラムの中で学ばせて貰った事は、自分の財産だなぁと思いました。

 自分が経験してきた事を、これから新しい仲間に分かち合いをさせて貰える機会がどれだけあるか分かりませんが、誰かの役に立てれば嬉しいなぁとも思いました。

 バースデーミーティングも終盤になり、もう終わりと思うと少し寂しい気にもなりましたが、仲間が自分の事を正直に話しているのを聞いて、心が段々と満たされて行きました。それからは、最後に平安の祈りを皆で唱え、ミーティングが終わりました。

 終わってみると、始まる前の恐縮した気持ちから感謝の気持ちへと大きく変わって行きました。仲間が改めてお祝の言葉をかけに来てくれて、本当に嬉しかったです。これから先の事はどうなるか分かりませんが、今日1日を12ステップとフェローシップを大切にして、現実に向き合って行ければと思います。

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