【NewsLetter154】デイケアの日常・薬物依存症のカロリ

  みなさんこんにちは。3月30日から、弁償しなければいけない電話の子機代6万円を返すために、500円貯金と小遣い帳をつけ始めて、初日にブロン錠を買い、レシートを提出したら、現物支給になりました。

  31歳にもなって財布を管理してもらうという情けない結果になりましたが、強制的ではあるもののブロンを止めることになり、クリーンも順調に伸びて行って、前回の期間を追い越して1日1日経っています……と書いたものの、そんなスムーズにいくわけはなく、初現物支給で戸惑うことばかりです。

  仲間に財布を持ってもらうということも最初は軽く考えていて、自分のことで仲間に迷惑をかけている実感もありませんでした。迷惑だと言われるまで、気づきもしませんでした。

  ブロンを止めることと、女に電話できないことで、頭がいっぱいになっていました。時間が経てば経つほど、特に後者の方の囚われがひどく、いろいろ考えてグリグリになりました。ミーティングでも、電話したいとグチをこぼしていました。

  しかし、どうこうする力もなく、日々が過ぎ、その間ももちろん、ダルクと仲間たちにも休みはなく、今現在、なぜか現物支給は、私一人ではなくてトリオとなり、2か月ちょっとで現物最年長です。

  ナイトで生活しているのが現物支給の仲間ばかりになるので、1週間交代でクオーターの仲間が泊まりに来てくれサポートしてもらっています。仲間たちにはもちろん迷惑でしょうが、仲間とつながっているという実感を正直感じています。

  ただ苦しいだけではなく、ブロンを止めているおかげで、ベンチプレスでどんどんMAXの重量が伸びています。ブロンをやっている時は、低重量で行ったり来たりしていたのが、嘘のようです。日ごろ溜まったうっぷんをぶつけまくっているので、筋トレがない日がいやになりました。

  最初のころは、ここの人たちは筋トレばかりやっていて、脳みそも筋肉なんじゃないか、とばかにしてた自分の方がばかでした。現物トリオでやっているウオーキングも地味にストレス発散です。体を動かしてみると、意外にポジティブになる自分の単純さを発見できました。

  問題は常にあるし、仕方ないので受け入れてどうすべきか考え、行動できるようになりたいです。今年のおみくじ通り、「大吉」の年になれるようにがんばります。

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【NewsLetter154】むつごろう便・薬物依存症のユキ

  私は4月の終わりに万引きをしてしまいました。お店の人に見つかって、出入り禁止と言われました。あれは月曜日だったと思います。最初、それを言おうか言うまいか、迷っていました。

  警察には言わないと言われましたが、スタッフにはどういう風に言われるか、怖かったんだと思います。ずっとその日は迷っていました。

  しかし、このままで良いわけがないと、次の日、トキさんに言おうと思いました。いざ、そのことを伝えると、「出て行っていいよ」と言われて、私は謝ることしかできませんでした。しかし、「出て行っていいよ」としか言われないので、「わかりました」と出て行くことを決めました。

  このままここから出て行くことになるだろうと思い、「荷物を後で取りに来ていいですか?」と聞きました。しかし、「全部持って行けよ」と言われましたが、私の荷物は段ボール4個ぐらいはありますから、全部持って行くことはできないと思い、「いるだけ持って行こう」と出ることを決めました。

  そして持てるだけの荷物を持って出て行こうとしたら、スタッフが来て、「もう一度、話をしてみろ」と言うので、もう一回、トキさんと話すことにしました。

  そして、「どうしたいと思っているのか?」と聞かれたので、私は「2、3日出て、いろいろ考えてみようと思います」と言いました。そしたら、「じゃあ、そうすればいい」と言われました。そして一日分の生活費をもらって出て行きました。

  はじめてそういうことをしたので最初っからどうすればいいのか迷っていました。公園のブランコでいろいろ考えていました。ミーティングには出ろ、と言われていたので、夜はNAミーティングに行きました。

  そして寝る所を探さなきゃいけませんでした。蚊はいない、と思い屋根のない所で寝ることにしました。しかし、車の音がうるさくて寝られませんでした。そして次の日に、生活費をもらい、いろいろと考えました。

  そして三日が経ったときに、トキさんに「どう考えたか、言ってみろ」と言われ、反省文みたいに言うと、また三日出ろ、と言われました。もう野宿はいやだと思い、地元の保護課に行きました。しかし、生保にかかっているし、一度戻ってみろと保護課の担当に言われ、ダルクに戻りました。

  そしてトキさんと話し、自分が間違っているとわかり、謝りました。そして、「どうなんだ?」と聞かれ、「変わりたいです」と言ったら、受け入れてもらえました。そして考え方を改めました。

  やっぱり悪いことをすれば、自分に返ってくるというのがわかりました。一度や二度のことじゃなかったというのもあって、万引きをするのがいやになりました。しかし、小学生の時から万引きをしていたので、すぐに止められるかどうか、わからないと思っていたら現物になりました。

  現物は、お金を預かってくれる仲間が一緒に買い物に行くので、万引きはできないと思いました。2か月目に入りましたが、仲間が一緒ということもあって、万引きをするという気にはなりません。

  それになるべくスーパーには行かないようにしています。そしたら悪い虫が起こるかもしれないということはないと思います。でも、いつまでも一緒というのもないと思いますので、「自分の責任でしっかりしなきゃ」という気になってきています。

  もう30歳を過ぎているのに、いいかげん自分に喝を入れなきゃと思います。日々を改め、考えをしっかりしていかなきゃという気持ちでいっぱいです。

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【NewsLetter154】スタッフの独り言・ルーディー

  6月に入り、ほとんどの日を佐賀へ行かせてもらっています。初めての土地で、右も左もわからず、「佐賀ダルクの支援をお願いします」といろんなところへ電話をかけ、足を運んでいます。

  「うちは薬中なんて関係ありませんから」と、言葉に傷ついたり、そんな中、親身に話を聞いてもらえることに、「よかったぁ」と心から感じたりしながら、それでも一歩が重くなる自分がいました。

  日曜日に参加させていただいた教会のミサでの神父様の「からし種の信仰」のお話に、ダルクにつながった当時、仲間の言葉も自分の回復すら信じられなかった自分の心に、「回復したい」「信じたい」と、仲間が種を蒔いてくれたこと、成長へと導いてもらえた多くの仲間の言葉や出会いにも、そして今、佐賀の土地で種を蒔く手伝いをさせてもらっていることにも、ハイヤーパワーの力が働いていることを思い出させてもらいました。

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【NewsLetter154】7月の行事

4日 佐賀少年刑務所 メッセージ
10日 福岡刑務所 メッセージ
13日 麓刑務所 メッセージ
17日 福岡刑務所 メッセージ
21日 福智町弁城小学校 講演
24日 福岡刑務所 メッセージ
26日 福岡刑務所 メッセージ
26日 福岡県センター家族教室
27日 麓刑務所 メッセージ
31日 福岡刑務所 メッセージ
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【NewsLetter153】緊急カンパのお願い・九州ダルク代表 大江昌夫

  日中は汗ばむほどの季節となりました。みなさまお変わりなくご活躍のこととお喜び申し上げます。おかげさまで、社会でのダルクの役割も日に日に多くなってきています。

  これも支援してくださっているみなさまと私たちが一緒になって、苦しんでいる薬物依存症者本人、または苦しんでいる家族に、薬物からの回復、家族関係の見直しと、同時に今から薬物に逃げてもおかしくない家庭環境にいる子どもたち予備軍にも一緒にメッセージを運んでいるからだと思っています。私たちは、メッセンジャーにすぎないのです。

  また、佐賀ダルクも開所から2年を過ぎ、より多くのメッセージ活動ができるようになりました。私たちの隣には、応援してくださっているみなさまが常にいるということに感謝しています。

  活動内容が大きくなるにつれて、当然のことながら、それに伴う活動費用もかさんでいます。

  その上、ガソリン代の値上げに伴い、プログラムやメッセージ等で使用している車両の燃料費がかさむ一方です。

  また、平成24年度からの法律改正で、小規模作業所に対しての車の税金の減免があてはまらなくなり、地域活動支援センター移行も来年度になるため、今年度はどうしても車の税金155,400円を支払わなくてはならなくなりました。

  入寮者も、生活保護に頼る人たちだけになってしまっているのが現状です。生活保護者の支給額が、普通、ダルクがもらっている入寮費の3分の2しか出ないのが現状です。

  おはずかしい話でありますが、今現在、九州ダルクの活動資金がマイナスの方向で増えています。私どもの努力が足りないためではありますが、プログラム費やスタッフ賃金等、回復に必要な道具が与えられない現状と、ダルクの活動をご理解いただきまして、度重なるお願いで心苦しいのではございますが、切にお願い申しあげます。

  九州ダルクへのご連絡は、こちらへお願いします。

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