【NewsLetter284】依存症のボン

仲間のバースデーに参加して

 九州エリアの仲間のバースデーミーティングに、今回初めて参加させてもらいました。大分と佐賀、初めて会う仲間達に緊張していました。

 自分ってこんなだったんだと改めて気づきました。仲間としてその場に居ながら、変によそよそしくしていて、隣に座っていた仲間の顔や名前もよく覚えていなくて、帰りの車の中でもっとフェローシップを取りたかったなと思いながらも、自分の力ではうまくいかないなと無力な自分を感じられました。

 本当はこうしたいのにああしたいのにって頭の中で考えているだけで、いつも行動出来てないなっていう部分は生き辛いです。もっと正直な自分で、ありのままで居たいです。

 ただ、今の自分の実力も分かったので、今後に生かしていきたいなとも感じられました。普段からの仲間達との会話も練習だと思いながら話したり、意識した生活が出来るように努力したいと思います。今回フェローシップしてくれた仲間の皆さん、ありがとうございました。

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【NewsLetter284】依存症のイジケムシ

仲間のバースデーに参加して

 自分はバースデーを迎える度に、ミーティングで自分のクリーンに見合った立派な話をしなくちゃいけない、という固定観念に縛られてしまいます。自分の中のいい格好をしたい、という想いに囚われありのままの話がなかなかできなくなってしまいます。

 生活の中で仲間に対してもでます。何かのせいにせず、自分の感情や自分の事を正直に話す仲間の話を聞かせてもらい、自分もそうなりたい、と思いました。今までの自分の固定観念に縛られず自由に生きていきたいです。

 ダルクに居て薬が止まっていれば、時間がたてば回復が進んで、自分が進むべき道も用意されて上手くい行くはずと、昔からやってきた生き方のパターンを手放せず、自分で考える事や行動していく事をしてこなかった。

 生活の中で必要な事は自分で考え、少しずつ精神的にも成長して大人になっていきたいです。クリーンを続けていく事やその中で変わっていく事が、綺麗事ではなく色々な葛藤がある現実だと教えてもらいました。

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【NewsLetter284】依存症のユウスケ

鳥取・岡山・山口・広島合同ワークショップに参加して

 今回一番感じたのは、体調を崩している仲間がカウンセリングをしている時でした。内容は、その仲間が最近体調を崩し、先の人生そう長くはないのかもしれない、と言っていました。これまでの薬や犯罪の経歴やそれに対しての罪悪感、周りの人に対してしてきた事を話していました。

 その事についてカウンセリングの講師の方は、残りの人生、感謝できる事に目を向けて前向きに生きていこうと話していたと思います。カウンセリングに参加している仲間も、その仲間にそう言っていました。

 このセッションに対して自分は、自分の人生と重なり、同じ思いをしている仲間がいる事に改めて気づき、自分自身も過去の罪悪感や後悔に浸るのではなく、やってきた事はしっかり認めて、残りの人生自分にできる事に目を向けて感謝できる事に目を向けて生きていきたいと感じました。

 体を崩した仲間もセッションの後、笑顔を取り戻し楽しそうにしていたので、よかったです。

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【NewsLetter284】依存症のクニ

鳥取・岡山・山口・広島合同ワークショップに参加して

 毎回、新しい仲間に出会えるのはうれしいです。カウンセリングの中で、母親への罪悪感と子供への罪悪感というのがあり、自分も家出中におばあちゃんが死んでしまったり、親や妹への罪悪感があり、前に出ている仲間を見ている内に泣けて来ました。

 その他にも、仲間とダンスをしたり、ジョイニングセッションと言って、仲間と目をあわせて見つめあうと言うものがあったり、仲間と楽しい時間をすごせました。

 自分は感情を伝えたりする事が苦手で、聞かれてもあまり考えずにいる事が多いです。今回のカウンセリングでは色々感情が動いたし、表に上手に出している仲間の姿を見て、素直に出す事が今回は出来ました。

 鳥取、岡山、山口、そして今回初めて会った広島の仲間や、よしみさん、サポーターの人とも、話が出来たし、感情を上手く表に出して行きます。

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【NewsLetter284】依存症のマー

鳥取・岡山・山口・広島合同ワークショップに参加して

 今回は会場がいつもとは違う所で、音量が少しおさえ気味でやったので、いつもより盛り上がりに欠けた気がした。ジョイニングセッションで手を握り合い目を見つめ合う所で、僕は人の目を見るのは慣れてないのか、つい笑いが出てしまっていた。照れてしまい、つい笑いが出てしまうのを必死で堪えていた。

 ダンスや踊りが多かったが、なかなか自分から前に出て参加できなかった。僕の中にいる「カッコつけマン」がカッコ悪い自分を見せたがらない。でも、本当の自分は前に出てダンスをしたり、踊ったりしている方がカッコいいと解っているのに自分の殻がなかなか破れない。仲間がダンスや踊りをしているのを見ていてカッコいいと思ったり、感動したりもする。

 前回見た時とは違うな、と思う仲間も何人もいたので、「回復しているな」と思い、薬物抜きで楽しんでいるんだな、と僕も色々、薬物以外の楽しみを見つけていこうと思えた今回のカウンセリングでした。

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