【NewsLetter273】依存症のツヨシ

 ボランティアでスープを配る人が多くおられました。箸を持って寒くて震えている方にトン汁を配ったら、順番が違うと言われたりもしましたが、神父様からは昔、九州の炭鉱労働者にスープを配っていたという四十年前の話を聞き、時代の移り変わりに興味がわき、寒い博多の町を歩き、興味深く人の動きを見ていました。

 自分よりホームレスの人々はいい服を着ていらしたようにも思いました。七味をトン汁に入れるなとキレている男性がいて笑いました。通路では大判焼きを焼くお店が出ていて、甘い匂いがしていて、買いたかったです。

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【NewsLetter273】家族会3/24 支援する会3/28

家族会
日時:2024年324日(日)午後1時30分~ (午後1時受付開始)
場所:福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ402号室 福岡市中央区荒戸3丁目3番39)
参加費:個人参加費2,000円 家族参加費3,000円

支援する会
日時:2024年3月28日(木)午後7時~
場所:福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ602号室 福岡市中央区荒戸3丁目3番39)

連絡先 九州ダルク 092-471-5140

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【NewsLetter273】ご寄付のお願い

 現在、台所用洗剤が不足しています。ご自宅や事業所で使わない洗剤等ありましたら、ぜひご寄付ください。

 いただいた食料品のうち、レトルトや缶詰など保存期間の長いものは、ローリングストックとして、非常時のためにも備えさせていただいています。

 保存のきく乾麺やレトルト、缶詰や防災食などの食料品、食用油や調味料、茶葉やコーヒー、水やお茶などの飲料、トイレットペーパー、台所、風呂、掃除用洗剤などの日用品につきまして、引き続きご支援を宜しくお願い申し上げます。

連絡先 九州ダルク 092-471-5140

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【NewsLetter272】九州ダルクに来て 依存症のパブロ

 僕は十八歳の時に初めて大麻を吸い始めました。

 そこからが僕の依存症の始まりです。生まれ育った地元を離れ、ある地域で仲良くなった友人にすすめられ大麻を吸いました。あの時の事は今でも鮮明に覚えています。都会のビルの明かりがすごくきれいに感じ、今まで味わったことのない気持ち良さでした。

 それから定期的に売人から大麻を買うようになりました。

 僕が大麻に興味を持ち出したのは高校生くらいの頃です。僕は音楽が好きで、その楽曲にたびたび大麻の事が歌われていたからです。

 しかし、当時は学生でしたので、大麻を買う事が出来ず、もんもんとしていました。そこで親元を離れ、社会人になって自由になれたのでチャンスだと思い大麻に手を染めてしまいました。

 今、思えばあの時の一回に手を出さなければよかったと後悔しています。でも、当時の僕は後先の事など一切考えていませんでした。そこから僕の人生は悪い方向に進んでいきました。逮捕も三回されています。

 当時の僕の考えは、大麻は覚せい剤などと違って自然の植物だから依存症などないだろうと思っていました。逆に体に良いものだとも思っていました。

 今、世界では医療用大麻など合法化が進んでいますが、僕にとっては間違いなくただの違法薬物です。一回でも手を出してしまえば自分一人では使う事を止められなくなります。

 また、僕が依存しているのは大麻だけではありません。抗不安剤、眠剤、かぜ薬といろいろあります。どれも自分一人では使用を止める事が出来できなかったものばかりです。

 今シラフの生活を送っていて頭がすっきりとしていますが、当時はずっと頭がボーっとしていました。そこで僕は一回目の逮捕の後、精神病院に入院することになりました。そこで初めてDARCという施設の存在を知りました。

 でも、当時の僕はまだ依存症だと認めていなかったのであまり興味がありませんでした。最初は週四回の通所という形でプログラムが始まりました。

 でも、僕はここまで来てもまだ大麻をやめていませんでした。大麻を吸いながら通所していました。そこからまた、二回目の逮捕、三回目の逮捕となりました。三回目の逮捕の時に初めて執行猶予をもらいました。

 それでも大麻をやめられなくて、僕は自分自身で当時通所していた施設の代表に電話して、今の施設に入寮することになりました。今、僕はクリーン一か月半です。あんなに使用を止める事が出来なかった僕ですが、なんとかここまでがんばっています。

 まだまだ使いたい欲求はありますが、このまま使用せずクリーンを続けていけるようにがんばっていきます。

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【NewsLetter272】依存症のイジケムシ



仲間のバースデーミーティングに参加して

 バースデーの仲間の笑顔と有難うという感謝の言葉が印象に残った。

 自分がクリーンを続けさせてもらっている事、ダルクに居させてもらっている事、仲間がいてくれている事、全てが当たり前になり自分の高慢さから不満しか見えなくなる時がある。

 自分を苦しめているのは自分の姿勢で何かのせいにはできないと感じた。日頃から自分の言葉で周りに感謝を伝えていく。

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