【NewsLetter207】薬物依存症のクルクル

こんにちは。依存症のクルクルです。前回に引き続き仲間と3人で鳥取ダルクに行って、カウンセリング神戸のセッションを受けてきました。今回は1 日という短い時間でしたが、楽しみました。

セッションの中で一番心に残ったのが、仲間が前に立って親の事でセッションをした事。その仲間は親に助けてと言えず、今まで苦しんできたし、生き辛かっただろうなって、その時すごく感じて、自分も親の事を思い出して泣いてしまいました。

その仲間もそうですけど、自分も親に「助けて」とか、そんな言葉を言った事が無いです。無いと言うか言っても話を聞いてくれたり、助けてくれるような親じゃなかったので。

まったく状況は違っていても、心の声であっても、僕を助けて下さいと言えるのは、勇気のいる事で、到底自分には出来ない事だなって思うし、そんな勇気があれば、親に限らず周りの人にも自分の気持ちを伝える事も、ぶつける事も出来たはずです。

それが出来ないから人を恨んだり、遠ざけたりしていました。それを言えない自分が嫌になります。

だから今回のセッションは共感するところがあったのと、過去の事は全部人のせいにしていたんだなと気づくことが出来ました。

それに改めての気づきになりましたが、自分が親の事を嫌いだとか恨んでいたことはあっても、やっぱり本心では、親がいないのは淋しいし、何で両方の親が居ないんだって、ふざけんなという気持ちは持っているし、親が居る人はいいなって、うらやましい気持ちもあります。

ですが、こういう感情も含めて良いセッションでした。セッションを受けさせてくれたトキさん、チーさん、たくさんの気づきを教えてくれた仲間。一緒にセッションをやってくれた岡山と鳥取ダルクの仲間。バスさん、よしみさん、そしてダルクサポーターズの皆さん、本当にありがとうございました。

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【NewsLetter207】弱さへの心配り コース・マルセル神父

福岡司教区が25年にわたって、移住労働者や薬物依存、ホームレスの人らの支援拠点としてきた「美野島司牧センター」の建物が今春、改築されました。私のこのセンターは、対応不可能と思える問題が舞い込むなど、想定外の出来事の中に神様のメッセージを感じながら、築かれてきた場所だと思います。

完成した新しいセンターは、2つの建物からなり、以前と同様、聖堂兼集会室、活動団体の事務所、DARCデイケア・ナイトケア、台所などを備えています。

4月7日には、宮原司教司式による落成祝福式、5月13日には新築祝賀式が同センターで行われ、支援関係者や地元のボランティア、近隣の教会関係者らで新たな船出を喜び合いました。

NPO法人「九州DARC」=地元で1995年に始まった薬物依存症者の支援施設。回復・社会復帰に向けたプログラム、交わりの場を提供しています。

不法滞在のペルー人の支援のために福岡教区に赴任した私は、スペイン語ミサなどをしながら、ペルー人たちとの関わりを続けていた20年前のある日、ダルクの青年6人が居場所を求めてやってきました。

私は薬物の世界は全くわからなかったので断るつもりでしたが、彼らと1週間ほど生活をしました。

ある晩、シンナーを吸った青年の大きな笑い声で起こされました。私の顔を見て、「私は蝶々だ、蝶々だ」と叫びながら、屋上から飛び降りようとした時に腕を捕まえたこの若者。

翌朝、「あれは『彼らとの関係を捨てられないよ』という神様のメッセージではないか」という思いが胸に浮かびました。

その中で、神様は時々、思いもよらない出会いをくださり、自分の考え方が変わっていくのですね。その気づきから、今の九州ダルクの活動が続いています。

私たち美野島司牧センターは小さな働きしかできませんが、みなさんと力を合わせて、新しい美野島司牧センターでの九州DARCの新しい出発を心からお祝いいたします。

<弱さへの心配り>続き NewsLetter208号

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【NewsLetter207】緊急支援のお願い

 <献品のお願い>

大型洗濯機 1台 扇風機 5台
掃除機 2台 お米 適宜
洗剤 適宜 その他

薬物依存症は回復可能な病気です。薬物依存は数々の病気の中の一つです。ただ、他の病気と違うところは、この病気は周囲の人、例えば家族、職場の人、友人、知人などを好ましくない状態に巻き込むことです。そのため薬物依存は社会問題に発展しやすいのです。

しかし、病気である以上、回復の方法がないわけでなく、自分の力や意志力に頼ることは全く違う方法、すなわちプログラムに忠実に参加することによって生き方を根本的に変え、その結果、多くの方々が回復しています。ここに希望があります。

さらに回復した人たちは、依存症に苦しむ仲間のために何らかの形で回復に向けて手を差し伸べています。そして仲間を助ける行為こそ、自己本位の古い生き方を捨て、他者に自分を開く新しい生き方の発見であり、その行為自体が彼らを救っていることにもなります。

シンナー、睡眠薬、覚せい剤、咳止め薬など、薬物依存を引き起こす薬は多数に上ります。薬物依存は病気の一つだと申しましたが、そもそも病気とは何でしょうか?

たとえば心臓病、癌、アレルギー––などは人間の意志の力によって治るわけではありません。病気に対して人間の意志の力では無力です。外からの働きかけや治療によって回復が図られます。

何かのきっかけで人格的にも意志力においても、人一倍抜きん出た人がいったん薬物依存になったら、この人の意志力もやはりこの病気に対しては、完全に無力なのです。

人間個人の意志や努力を超えたやり方、ひいては生き方によって回復を目指す必要があります。したがって薬物依存症には意志薄弱な人だけがなるという考えは事実誤認であり、多くの誤解を受けていて、回復が可能な病気であることを広く伝える必要があります。それがダルクの活動の一つです。

この話の後にダルクの運営状況の話はとても辛いのですが、昨年度までの決算で活動してくために借入した金額が300万円を超えてしまい、このままでは破綻してしまいます。今、ダルクにいる人達8名中7名が生活保護に頼る人たちだけになっており、生活保護者の支給額は、普通、ダルクが貰っている入寮費の3分の2で、月5万円以上のマイナスになります。単純計算で月35万円、年間420万円に達します。

生活保護費の減額や交通費の廃止、献金の減少など、今現状では家賃・借入金返済、保険料、プログラム費、人件費が全く払えない状況に立たされています。いろいろ手を尽くしてきたのですが、スタッフや私の家族にまで負担がきている今、皆様もお困りとは思うのですが、あえてお願いをさせていただいております。

私どもの努力が足りないためではありますが、ダルクの活動をご理解いただきまして、度々のお願いで心苦しいのですが、皆様の愛に頼る方法しかわかりません。どうか、このような現状を理解していただき、九州ダルクへの皆様の支援を心よりお願い申し上げます。

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【NewsLetter205】九州DARC代表 大江昌夫

足早に桜の季節も過ぎて、つつじが美しく咲く頃となりましたが、皆様お変わりございませんか。私たちは元気ですと言いたいところですが、私たち依存症者にとっては特に「木の芽時」ともい われる春は、心身が不安定になりやすい時季でもあるといわれます。

例外なく毎年この時期はいろいろな ことが起きます。

特に代表になってから感じる事です が、ダルクの中で仲間に寄リ添い、仲 間とともに回復の道を歩むということは、自助グルーブのスポンサーシップのようにかなりの期間を親しく付き合っ ていくということのようだと思います。

自分自身の問題ばかりではなく、その人の問題やその人と自分の関係も構築していくということなのだと。関係性の病気である私は問題を増やしてしまう恐れをいつも抱きながらも、仲間との関わりの中で回復し成長していける喜びを感じています。

しかし、自分の問題に囚われている 時はここになかなか辿り着けません。 先に書いたようにこの時期は特にそうなりやすい時期だと感じています。

こういったときは整理整頓するしかあリません。引き出しの中のゴチャゴチャしているものを並び替えるのでは なく、全てを取リ出しいらないものを 捨て、いるものを引き出しに整理するように、私自身をハイヤーパワーに委ね成長の妨げとなっている考えや振る舞い、感情を捨て去り、私を成長させてくれる建設的なものだけを私の中に留めておくようにする。

これをするのに正直さの中に誠実さがないと自分の事ばかり考え、自分の思 い通りに行くように要求するだけになってしまいます。私自身を正直に見つ める勇気をハイヤーパワーに祈りなが ら、仲間とともに今日一日を生きていこうと思います。

詳しくは次号書かせて頂きますが、 美野島司牧センターが完成し昨年3月からお世話になった大名町教会から、4月1日に帰ってきました。以前まで使用 していた家具類はそのほとんどがボロボロで使用ができなくなってしまいました。

献品のお願いです。ナイトで 使用する洋服タンス、衣装ケ一ス、洗濯機、電化製品、また洗濯洗剤や消耗品などご不要になったものがありましたら、ダルクまでご一報頂けないでしょうか。度々のお願いで心苦しいのですが、 皆様の愛に頼る方法しかわかりません。どうか宜しくお願い致します。

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【NewsLetter205】薬物依存症のクルクル

3月12日に仲間と烏取ダルクでカウンセリングを受けに行ってきました。何回か受けに行ったのですが、今回初めて前に出ました。よしみさんが、何を話したい?と聞かれたのでフェローシップがとれない、と言いました。

何で?と聞かれたので、仲間のことが信用できない、傷つくのが怖 い、本当の事、自分を見せるのが怖い等を 、仲間の間で正直に話しました。

信用が出 来ないという事を言うのも怖いし、勇気 が要リました。過去に傷つけられたこと、 裏切られたことがた<さんあったので、ど うしても正直に言えませんでしたが信用 出来ないと言っても仲間は怒ることなく 聞いてくれていました。

そして、その後に自分の家族のことも聞かれました。これ が一番嫌でした。他の仲間に自分の親、 兄姉の事を知られるのが嫌でした。まと もな家庭で育ったわけじゃないし、自漫 できるような親じゃないからです。

でも話しました。母親が病気で亡く なった事も、父親が病気で亡くなった事 も、暴力を振るっていた事もです。自分の 母親は病気で亡くなったと書きましたが、その当時は何で亡くなったのか聞けなくて、母親役であった女性が居たので、何で 亡くなったかも言ってみてと言われたので 言いました。

その場で言うまで一度も無 かったし、それにもう母親は居ないので、 聞けるはずもなく、この言葉を口に出して から涙が止まりませんでした。悲しい気持ちと寂しい気持ちがありました。涙を流し て気持ちがスッキリしたのと改めて父母 の事が好きなんだと再確認することが出来ました。

今回のカウンセリング神戸のセッションは自分にとって良かったし、前 に出ることが出来て良かったです。終わってからすこ く前向きな気持ちに なりました。

セッションを受けざせてくれ たトキさん、フェローシップをとってくれた岡山、鳥取の仲間。そしてだるくサポーターズの皆さん、よしみさんには本当に感謝しています。ありがとうございました。

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