特定非営利活動法人 九州DARC 代表 大江 昌夫
新年あけましておめでとうございます。
皆様へ新年のご挨拶とご献金のお礼をお伝え致します。
昨年も、皆様のお力添えのおかげで、薬物依存症に苦しむ方々への支援を続けることができました。本当にたくさんのお米をはじめとする食料、トイレットペーパーなど日用品の寄付を頂戴致しました。
個人の方々や保護観察所、教会、修道会からなど様々な方々が、様々な形で九州ダルクを助けてくださいました。先月のニュースレターでお願いしておりましたご寄付につきましても、多くの方々よりご支援を頂き、メンバー、スタッフ一同深く感謝しております。
頂きましたご寄付は、メンバーの回復のためのプログラム費用や交通費などに、役立てさせて頂きます。今後も紙面にて、彼らの気づきや学び、成長していく様子をお伝えできればと思います。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
先月、TCを受け、自分はダルクに居る事が当たり前になっていて、失敗しても無限にチャンスがもらえ許してもらえるとタカをくくっていると感じた。
今は自分の人生でチャンスの数は限られていると焦りを感じている。ただ、その焦りに振り回されない様に1つ1つやっていく事を意識していく。
新年は「嘘をつかない」事を目標に、先行く仲間のアドバイスを実践し、1日の中で自分のやるべきことをチェックし、嘘が必要になる状況を作らない。自分にも人にも嘘をつかないでいいようにしていく。
その場しのぎの嘘ではなく本当の意味で自分を守れる様になっていく。自分自身の希望のある未来を想像できる様に今できる努力をしていく。
先月のTCプログラムの一つで「ねじれた考え方」についての話の中で、破滅的な考えというものがありましたが、自分の事だなと感じ恥ずかしくなりました。
今までの自分の行動、考えが全てこれだなと気付きました。もういいや、やってられない、と逃げるのも、飲むのも破滅的な考え方だと知って、行動を見直してみると、なるほどそういう事かと分かります。
冷静になって考えてみると本当に狂っていると分かりますが、そういう状態の中にいると、なかなか自分でも気付きません。気付かないから余計たちが悪いです。
でも、これを学んだので、これからはそうなる前に仲間に話すようにして、パターンを変え、破滅的な考えになる前に助けを求めていきます。
先月のTCの中で15のねじれた考え方という項目がありました。その中に、自分に当てはまる物が何個もありました。自己中心的や決めつけやコントロール等、他にもありました。
客観的に、その様な自分を見たら嫌になります。他にも、恨みや怒りなども出て来ました。今でも出てくる感情です。
去年はそれで仲間とぶつかる事もありました。自己中心的な考え方で仲間を見て、問題を仲間のせいにします。
他の人を恨みます。コンプレックスから自分が上になりたいと思います。もう今年はそんな思いをしたく無いです。そうならない為にも、自分のその時にやった行動だけを見る様にして行きます。同じ失敗を繰り返したくないです。
孤独になりたくないです。
先月、2日間TCを受けて、回復に必要なプ4つのログラムを受けました。回復のチェックリストでは、リストが19個ありましたが、○×チェックで丸が12個、×が7個あり、○の方が多かったので良かったです。でも、×が7個あったので、今年はもっと○が多くなる様にしたいのです。
項目の中に「自分の事が好きになる為何かしていますか？」という項目があり、僕は○をつけたました。それは何かというと、色々やっていますが、一番自分の事が好きになれたのは筋トレ、ジョギング。それから食事制限をしてスタイルが良くなり自分の事が好きになりました。
九州ダルクに来て始めた事が色々有りますが、継続は力なりという言葉を心に留めて今年はもっと回復します。
