【NewsLetter265】家族会は7/23 支援する会は休み

家族会
日時:2023年723日(日)午後1時30分から(午後1時受付開始)
場所:福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ602号室 福岡市中央区荒戸3丁目3番39)
講師:唐津ダルクスタッフ 菊池純子氏
参加費:2,000

8月は第3日曜日に変更です。ご注意ください。
日時:2023年820日(日)午後1時30分から(午後1時受付開始)
場所:福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ501号室 福岡市中央区荒戸3丁目3番39)
講師:トゥデイ多機能型事業所施設長 平山昌一氏
   NPO法人群馬ダルク施設長 福島ショーン氏
参加費:2,000

支援する会
7月は休みです。
次回は、8月24日(木)午後7時から、福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ602号室 福岡市中央区荒戸3丁目3番39)。

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【NewsLetter265】支援する会から 近況のご報告

福岡県精神保健福祉センター 所長 楯林英晴

 人が暮らしていく上で助けになるものの一つに、「打ち込めるものがあること」があげられています。それが「好きなもの」や「熱中できるもの」をどのくらい示しているかはわかりませんが、みずからを振り返って見ると、熱狂的になるものがないことが10代、20代の頃の悩みの一つだったことを思い出します。

 自分に独自性がないということで心細く思っていました。ただ、そうは言いながら、勉強やスポーツ(部活)、友達、読書などに明け暮れ、20代後半からは仕事に明け暮れてきました。

 しなければならないこと、行かなければならない場所があることや、何かに関心を持ち行動することは、我々にとり日々を暮らしやすくするというのは実感としてあります。その上で、していて楽しいこと、気に入った場所などを大事にしつつ、その時その時で人が喜ぶだろうことをしたり、行くと喜ばれる場所に行ったりしたいと思います。

 今、私が特に注目しているのは米国野球の大谷翔平選手です。活躍した日にはインターネットでいろいろな記事を1時間でも見ます。こんなにすごい、とかこんなに褒められているというのを飽きもせずに探して読んでいます。

 <めったにない才能の人が歴史を作ろうとしているのを見るのは、自分としてもいい経験になるだろう>とか、<ライバルや世間の反応にアメリカと日本で違いはあるのか知る良い材料になる>という言い訳をしつつ、就寝時間を過ぎてもスマホで検索している、という状態は依存とよく似ています。

 依存って何でしょうね(「そりゃ依存よ」と一言で片づけられると、ちょっと突き放された感じがします。)。一日中それだけを考えているわけではないけれど一度始めると(検索を)簡単にやめられないというのも依存と同じです。時間の結構な無駄をしつつ、仕事にはそう大きな差し支えなく過ごしているこの頃です。

 福岡県精神保健福祉センターは九州ダルクを支援する会の一員です。当センターは毎回違う職員が参加しています。九州ダルクの報告を伺い、現状を検討するほかに、参加者同士が現況を話したりして互いに支えられている場だと感じています。

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【NewsLetter265】依存症のイジケムシ

鳥取・岡山・山口ダルク合同ワークショップ

 セッションに参加する中で、真剣に自分の感情と向き合い、泣いて笑う仲間達の姿に胸を打たれました。それとは対照的に、もう一歩踏み出す勇気が持てない自分も感じていました。

 ずっと感情的になった姿を、人に見られるのが嫌で、プライドが邪魔をして物事に興味がないふりをして一歩引いて生きてきました。自分の人生なのに楽しめなかったです。

 今は、しらふになってダルクで仲間と生活をする中で、傷つく事も怒りが出る事もありますが、逃げずに真剣に向き合うのであれば、悪い事ではないし自分の財産になると感じています。

 それはセッションに参加し仲間達の姿を見る中でも思うことです。しらふになった今、自分の頭の中だけで妄想をこねくり回して生きるのではなく、一歩踏み出す勇気をもって現実の人達(仲間達)の中で泣いて笑って真剣に生き、残りの人生を楽しんでいきます。

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【NewsLetter265】依存症のノクト

鳥取・岡山・山口ダルク合同ワークショップ

 二度目のカウンセリングを受けるに当たって、カウンセリングのみならず、仲間達との関わりの中でも前回以上に、ありのままの自分を出したいという思いがありました。

 そのため、自分から動くという事を意識していました。それでも一日目は、中々それが出来ませんでした。自分から仲間やサポーターズの方に話しかけられず、セッション内の踊りでも、思うように動けませんでした。

 それは自分の中で、「こう見られたい、こう見られたくない」とか「正しい振り付けでないといけない」といった固定観念が強くあったからだと、自分自身を振り返る中で気付きました。

 夜、ミーティングでそれを話し、二日目こそありのままの自分を出すと言いました。翌日、テーマ曲()が流れた時、心の中で祈ってから、何も考えずに踊りました。踊り終わると仲間がハグをしてくれました。

 自分でも殻が破れた気がしました。この時の感覚を忘れない様ありのままに挑戦します。

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【NewsLetter265】依存症のクルクル

鳥取・岡山・山口ダルク合同ワークショップ

 カウンセリングに行く前に、楽しんだ者が勝ち、楽しんで下さいと言われていたので楽しもうと決めていました。本心では目立ちたいのですが、どうしても周りの目が気になってしまい、はっちゃける事が出来ず、仲間の後ろでコソコソしていました。

 目標ではないけど、自分から殻を破ろうとして、普段はやらないけど、仲間が見ている前でダンスをしたりしました。すごく楽しかったし、なんでもっと早くにやらなかったのかなって思いました。

 自分が笑う、仲間も笑ってくれて、すごくいいなと感じました。恥だとか、自分はいいやとか思うのではなく、楽しむ様にすれば恥とは思わなくなり、残りの時間、目一杯楽しめました。

 今回は今まで以上に楽しめた2日間で、次はもっと楽しもうと決めたカウンセリングでした。

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