【NewsLetter265】依存症のイジケムシ

鳥取・岡山・山口ダルク合同ワークショップ

 セッションに参加する中で、真剣に自分の感情と向き合い、泣いて笑う仲間達の姿に胸を打たれました。それとは対照的に、もう一歩踏み出す勇気が持てない自分も感じていました。

 ずっと感情的になった姿を、人に見られるのが嫌で、プライドが邪魔をして物事に興味がないふりをして一歩引いて生きてきました。自分の人生なのに楽しめなかったです。

 今は、しらふになってダルクで仲間と生活をする中で、傷つく事も怒りが出る事もありますが、逃げずに真剣に向き合うのであれば、悪い事ではないし自分の財産になると感じています。

 それはセッションに参加し仲間達の姿を見る中でも思うことです。しらふになった今、自分の頭の中だけで妄想をこねくり回して生きるのではなく、一歩踏み出す勇気をもって現実の人達(仲間達)の中で泣いて笑って真剣に生き、残りの人生を楽しんでいきます。

カテゴリー: 265号(2023年7月), ニューズレター パーマリンク