薬物依存症のミヤです。ダルクに繋がつて約10年になリますが、今回で3度目の手記になります。今回は「九州ダルクに繋がつて」というテーマで作文したいと思います。
今年の2月24 日に茨城ダルクから福岡の九州ダルクヘ移動になりました。当時は、理想ばかり追求して自分の行動を省みずに、問題が起こっても他人の仕業にしたり、無理矢理に正当化していて苦しい状況が続いていました。
プライドが邪魔して、生き方や考え方を変える事が出来ませんでした。九州ダルクに来て一週間が経った頃、堪えられないほどの苦しみに襲われ、その感情が怒りに代わり、どうにもならなくなり、仲間の助言を聞かずに施設を退寮し、働きました。
施設を退寮し、福岡の街を歩きました。クスリを使い、歩きました。気づいたら、足裏の皮が擦れて出血していましたが、それでも歩き続けました。
放浪生活が一週間過ぎた頃、仕事に就きました。建設業の請負の仕事でしたが、一生懸命に仕事しました。毎日4時に起床し、夜8 時まで働いていました。熊本の現場を任されるようになり、毎日が充実していましたが、それでもクスリは止まりませんでした。
3 か月くらい経った頃、クスリを使い過ぎて、仕事を当日欠勤してしまい、連続して使うようになり、仕事も辞めてしまいました。ある日、トイレにネコが入ってきて、話しかけてきました。幻覚と幻聴だと理解していましたが、恐ろしくなり、九州ダルクに助けを求めました。
トキさんとダルクの仲間は僕に、「戻ってきてくれて有リ難う」と温かく受け入れてくれました。本当に安心しました。その時、自分に変化を感じることが出来ました。まだまだ書きたいのですが、有り難うご ざいました。つづく。