【NewsLetter156】DARCの日常・薬物依存症のピロピ

 7月6日仙台空港へ着き、すぐに仙台国際センターへバスで向かいました。

 すでに、会場にはたくさんの薬中が、どこから来てるのか、と思う位のメンバーの数に自分はびっくりしました。

 受け付けをし、ネームタグをもらい、エリア名とアノニマスネームを書いて首からぶらさげ、仲間たちとハグの挨拶を交わしました。

 夜は雨の中、ナイトクラブパーティーに参加し、あまりの人で息がつまりそうになり、外に出て空気を吸いましたが、ガンガン鳴り響く歌と演奏の中、吸い込まれるように聴き入っていました。

 次の日は、仲間のスピーカーミーティングを聞き、回復を楽しむためには自分の弱い部分と人に聞かれて恥ずかしいところを話していくこと、自分が今まで経験してきたもっと格好悪いところを話すことだと改めて感じました。

 今の自分に欠けているところは、メンバーたちに本音でぶつかることだと感じました。

 会場の一室ではNAグッズが売られていました。そこで九州から持って行ったグッズの手ぬぐいも仲間の配慮で売らせてもらい、良い経験ができました。

 あるメンバーがコインケースをプレゼントしてくれて、とても嬉しく今も大切に使っています。カウントダウンではオールドタイマーの仲間からワンデイの仲間までいました。

 その中で温かく迎えられていたのはワンデイの仲間で、全員が拍手をして迎えました。分かち合いと今日一日の大切さ、心温まるギフトをいただき、感謝です。

 最後に実行委員長のツトムさんが話をしながら涙を流す姿に、もらい泣きしました。薬中が人に愛される姿は素晴しく、自分もそうなれると強く心に残りました。


7月に仙台で開かれたNAのリージョナルコンベンションへ、九州ダルクからも数名参加してきました。参加メンバーの感想を紹介します。これを読んでいただいて、「NAって、こんな感じなんだ」と知っていただければ、と思います。

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