【NewsLetter156】DARCの日常・薬物依存症のアチ

 僕にも、スポンサーが決まりました。仙台にいる「先行く仲間」なのですが、去年、沖縄のコンベンションに行った時にその人の話を聞いて感銘を受けたので、引き受けて貰えるとは思わなかったけど、だめ元で頼んでみたら、快く引き受けてくださったのです。

 それで一度会いたいですね、という話をした所、仙台でNAのコンベンションがあるというので、7月の初め、仙台まで仲間と3人で行って来ました。

 コンベンションには、800人ほどの薬物依存症者たちが集まっていました。その中には、九州ダルクで一緒に頑張っていて、2年ぐらい前に地元に戻っていた仲間や、病院に入院している時に一緒だった仲間などがいて、再会の握手とハグをしました。コンベンションに参加して、色んな仲間(中には20年以上も薬物を止め続けている仲間もいました)の貴重な話、薬を使っていたころの話、面白い話、感動する話などたくさん聞くことができました。

 仲間の話の他にも、夜にはライブ会場を借り切って、NAメンバーがライブを聞かせてくれました。僕の大好きなビートルズの曲も歌ってくれて、みんな飛んだり跳ねたりしてすごく盛り上がりました。全員が薬なしで、お酒さえ飲まずに楽しんでいる姿を見て、自分もこれから薬なしで生きていくんだと、それが出来るんだと自信がつきました。

 2日目の夜は、仲間と一緒に仙台名物の牛タンを食べに行くことになり、仙台出身の仲間から一番おいしい店を教えてもらい、その店に行きました。少し高かったけど、初めて食べる牛タンは、歯ごたえも味も今まで食べた物の中で一番と言って良いほど、おいしかったです。

 3日間いる間に、スポンサーとも色々話が出来ました。スポンサーからは、がんばり過ぎず、そして怠けすぎずにやって行くように言われました。最近、僕はダルクでの生活に慣れきっていて、少し怠けて来ていたので、そのがんばり過ぎずにがんばればいいという考え方を聞いて、やる気がでてきました。

 最後の日には、仲間3人でお金を出し合って、レンタカーを借り、東日本大震災の被災地を見に行きました。海沿いの道を走ってしばらく行くと、半壊した家や、ボコボコになった車などが、ありました。まるで戦争中のような姿に呆然としてしまいました。

 仙台での4日間、色んな仲間と話をして、握手して、ハグして、新しい仲間もでき、貴重な話も聞け、スポンサーシップも取れ、とても実りのある旅となりました。来年は京都でコンベンションがあるので、また参加したいと思っています。


 7月に仙台で開かれたNAのリージョナルコンベンションへ、九州ダルクからも数名参加してきました。参加メンバーの感想を紹介します。これを読んでいただいて、「NAって、こんな感じなんだ」と知っていただければ、と思います。

カテゴリー: ニューズレター タグ: , , , , パーマリンク