【NewsLetter159】薬物依存症のアチ

 九州ダルク、鳥取ダルク、岡山ダルク合同で、TCCプログラムを受けました。群馬ダルクから、ショーンさんとぷーさんが先生として来てくださいました。

 初めてのTCCプログラムだったので、始まる前は、どんなことをするのだろうと、ドキドキしていました。最初は、20通りの顔、怒った顔や悲しい顔や笑った顔などが描かれた紙が渡され、今日の顔と、昔、薬を使って苦しんでたころの顔と、これからなりたい顔をそれぞれ選ぶように言われました。

 僕は、今日の顔はワクワクしているような顔を、昔の顔は泣いている顔を、なりたい顔は明るく笑っている顔を選びました。

 次に、リラプスの危険信号が50通り書かれた紙を渡され、自分に当てはまる項目に丸を付けるように言われました。僕は半分の25項目も当てはまりました。リラプスしないように、その中から特に、強迫的、衝動的な態度や行動をとらないこと、嘘をつかないこと、感情を押し殺さないことなど、気を付けようと思いました。

 次に感謝のリストを書くように言われました。僕は、刑務所にまで行くようなことをした自分を、それでも見捨てないでいてくれる家族と、今日までクリーンを続けさせてくれたダルクと、自分が調子悪い時に笑わせてくれ、楽しませてくれ、気を使ってくれる仲間に対して感謝してることを書きました。

 普段、感謝の気持ちなんて意識してなかったので、もう一度改めて感謝の気持ちを考え、伝えるいい機会になりました。

 次に、回復を妨げるものという題で、ブレーンストーミングをしました。孤立すること、否認すること、自信過剰などが上がりました。自分はとかく自信過剰になりがちなので、その辺を気を付けていこうと思いました。

 最後に、仲間同士で評価しあうことになりました。みんなで点数を付け合ったのですが、残念ながら僕は自分で思った点数より、みんなの評価は低かったです。もっとみんなから評価されるように、これからがんばっていこうと思います。

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