【NewsLetter163】薬物依存症のキョン

 こんにちは、依存症のキョンです。九州ダルクに来て2回目のNLですが、こういうのは苦手で、がんばって書いてはいるんですが、何回書いても慣れなくて、うまく書けなくて、今も悩みながら書いています。

 最近の出来事ですが、いろいろある中で一番嬉しかったのは、やはり、クリーンタイム1年を迎えたことです。

 2月4日、NAにつながってから初めて迎えた1年のクリーンです。

 長かったような、短かったような、でもやっぱり長かったです。本当にいろんなことがありました。いろんな仲間と知り合い、いろんなことを知り、ステップワークやミーティング、様々な経験と分ち合い、人間関係に悩んだことも、過去にとらわれて苦しんだことも、嫌になって飛び出したこともありました。

 その度に仲間に支えられ、あきらめないで信じて自分なりにですが、やってきました。

 今では、どれもこれも自分にとっての大切な回復の軌跡なんやと思えます。

 最近は、夜部屋に戻って電気を消したとき、壁に飾ってある光るキータッグを見て少し元気をもらってます。

 バースデーミーティングでは多くの仲間に祝っていただきました。発言した際、今までのことがこみ上げてきて正直、少し泣きました。途中で喋れなくなりましたが、あのまま喋り続けていたらヤバかったと思います。

 思いかえしてみると、自分と向き合い続けた1年になりました。ダルクに来るまでずっと目をそむけていたことでもあります。

 それは簡単なことではなく、本当にしんどい作業で、これで終わったわけでもなくて、むしろまだ始まったばかりです。

 自分の感情と向き合い、自分の中の否認や思い込み、本当の気持ち、行動や考え方のパターン、不安やとらわれ、欠点や怒り、後悔や恐れや罪悪感、と自分の問題は挙げだしたらきりがないくらいにこれからもまだまだ続きそうです。

 1年前の今ごろ、回復の三原則である、やる気と正直さ、そして心を開くことを教えられました。そのころの僕は、無気力でやる気もなく、不正直で自分の殻に入って心を閉ざしていました。

 教えられてもすぐにできるわけもなく、悩んだときや行き詰まりを感じたときには仲間に相談して、「今日だけ」とスポンサーに教えてもらった「気楽にやろう、でもやろう」という言葉、それとNot Alone「独りではない」ということを思い出しながら、今まで、そしてこれからも自分の中の変化を楽しんでやっていけたらエエなと思っています。

カテゴリー: ニューズレター タグ: , , パーマリンク