【NewsLetter149】仲間からのメッセージ・薬物依存症のルーディー

 あけましておめでとうございます。無事に新しい年を迎えることができました。クリスマス前あたりからイルミネーションの飾り付け、怒涛の大掃除でヘビーな日々でしたが、九州ダルクの仲間たちと毎年恒例の出汁からつくった蕎麦で年越し、近くの住吉神社へ初詣と、3日から4日にかけては、熊本御立ち岬のコテージへ1泊で温泉と、仲間たちもアディクトにとって一番危ない時期を酒や薬物の誘惑すら忘れるような正月を過ごしていました。

 初詣で引いたおみくじも、正月早々縁起良く「大吉」。時を得、龍、天に昇るが如し――と「凶」を引いた仲間をしりめにテンションも上がるが……。ここ4年ほど、おみくじを引いて「大吉」じゃなかったことがないような。

 そして振り返ってみると、「もーう、いやだ」と投げ出しそうになる時もあっても、大半は笑って仲間と過ごしていた時がほとんどだったような。

 ずいぶん前から、「ハイヤーパワーの意思を知り、それだけを行っていく力を……」、ハイヤーパワーの意思? 自我?

 毎朝起きてから、「ハイヤーパワーの意思を行わせてください」と祈って、尊敬する先いく仲間が「あの人スピリチュアリティー高いね」と言っている人を見ては、あぁならなきゃいけないんだと思い、子どもとサーフィンを楽しんでいるスポンサーを見ては、あぁなりたい。

 沖縄でNAギャザリングの実行委員長で裏方に徹して当日は「子どもの保育園のイベントでこれなかったからね」って話している大好きな仲間。あぁなりたいと、成長しようと、ハイヤーパワーの意思に従ってと、変わらなきゃと、変わることが成功することと思っていた時期もあったような。

 最近、3月のNA九州エリアのギャザリングの準備を古くからの仲間とともに関わりながらやることが楽しいこと、たぶんギャザリング当日に仕事で行けないことが笑いながら受け入れられるようになっていること。

 多くの仲間たちに今まで出会って、昔は受け入れられなかったことが笑えたり、今までの出会いがなかったらこんな風に感じられなかった、こういう変化も自分だけの力では有ること自体が難しい「有り難い」ということだったんだなあと、今さらながらにハイヤーパワーの計画通りなんだなと再確認しがら、ハイヤーパワーの意思は、酉年生まれの俺には、辰年だからと別に龍になる必要もなく、何者かになることも求めてはなく、喜びを感じてほしいだけなんだろうなと。

 だれかが言っていた「生きているだけでまる儲け」という言葉を思い出していた年初め。

 子どもたちに何かをしてあげたいなぁ、と貯金を考えて大晦日のカウントダウン前からの禁煙も。あれほど止まらなかった煙草が、呆気ないほどすんなりと止まっています。このタイミングもハイヤーパワーなのかもしれません。

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【NewsLetter149】仲間からのメッセージ・薬物依存症のトモ

 あけましておめでとうございます。

 去年は自分にとっては激動の一年――。一昨年の自殺未遂から始まり、九州ダルクにつながり、身体のけがのリハビリと精神面のリハビリをやりだし、落ち着きだしたのが去年の1月ごろでした。時間はものすごくかかりましたが、身体のけがもほとんど治り、ダルクのプログラムも頭に入ってくるようになりました。

 薬も止まってクリーンタイムが今日まで続いています。1年と2か月、薬も酒も止まっているのは、中学の時に酒やシンナーを使い始めてから、初めてのことで、あれから20年です。

 もうずいぶん長いこと、薬を使い続けてきました。長いこと使い続けてきた分、今、クリーンタイムが長くなり頭がすっきりしてきた分、自分が薬のせいで頭がおかしくなっていたんだなと実感があります。人と考え方が違うんだな、人とはズレているんだな、と思うことがたくさんあるんです。

 あと、いろんなことに対して、妄想が出てしまうようになったんです。そういう妄想はいまだに、どうにかしようとしても取り去ることができません。苦しいです。

 まだまだ変わらないところは、たくさんあるけど、変わってきた部分もあります。悪いことばかりじゃありません。ひとりじゃない、仲間がいるじゃないか。プログラムは必要だし、何よりも効果があるっていうことです。最近、生きていても多少はよいこと、楽しいことがあるんだなって思います。

 前を向いてきたなって思う部分もあるけど、ギャンブルの病気もひどくなってきてるなという問題もあります。隠れてコソコソ、プログラムの間にパチンコに行って遊んでいたんですが、去年の暮れあたりからはコントロールをすることができなくなって、プログラムの時間をすっ飛ばしてパチンコをするようになってしまいました。

 パチンコも16歳のころから、強迫的にしていたので、適度に遊べなくなってしまった今、問題意識をもって、それを高めていかなければなりません。

 生きづらさとなっていることを問題視し、生きづらさなるものを減らしていく作業をこれからも続けていかなければ、と。

 もっともっと成長して、楽になっていくことで人生を楽しめていければと思っています。長年かけて依存症になった分、時間はかかるかもしれないけれど、自分らしい人生を取り戻すために、地道に毎日を過ごし、12ステップを日々の生活に使った生き方をしていけるように努力をしていきたいと思っています。

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【NewsLetter149】ミーティングに参加して・学生

 今回、初めてダルクのミーティングに参加して感じたことは、ダルクとは「一人ではないことを知る場」、「自分の生き方を変えていく場」ではないかということである。自分が薬物依存者であると認めたくなかったり、だれも自分ことなんかわからない、自分は一人であるという思いを抱えている人々は多いと思う。

 しかし、ダルクという場で、同じような経験、思いをしてきた仲間の話を聴くことによって、自分が薬物依存者であるということを理解することができるのだと感じた。

 自分の経験を正直に話すということは、勇気のいることであり、また恥ずかしいと感じる人もいる。だから、薬物依存であるということや、自分の苦しさや辛さを隠し、一人で抱え込んでいく。そうすることによって、どんどん生きづらくなっていくのではないかと思う。

 だが、ダルクではミーティングで自分の経験や感じていることを思い思いに話す。そして、他の仲間たちは自分を否定することなく、ただ黙って聴いていてくれる。

 一人では決して薬物依存から回復できなかったとしても、他の仲間と出会い、経験を共有することによって、今までとは違った新しい生き方を始めていくことができるのだと感じた。

 ダルクと出会うきかけは、人それぞれであっても、ダルクに参加する目的は「薬物依存から回復したい」という共通の思いだと思う。

 同じ思いを抱えている仲間が集い、自分の思いを隠さず吐き出し、相手の話も聴く。この「話すこと」「聴くこと」のもつ役割の大きさを否定せず、ありのまま聴いてくれる仲間がいることは心強い。

 とくに、薬物依存という同じような経験をしてきた仲間は、もっとも身近な理解者であると思う。苦しさを一人で抱え込み、人間関係の形成がうまくできなくなっていたとしても、ダルクで他の仲間とともに過ごし関わっていくことによって、自分でもできるのだという思いにつながっていくと感じた。またそのことが、自分を変えたい、生き方を変えたいという思いにもつながっていくのだと思う。

 実際にダルクのミーティングに参加し、メンバーのみなさんとお話しさせていただいたことによって、なぜ、自分のことを話し、仲間の話を聴くことが回復の手段となるのかについて感じ取ることができたと思う。

 ダルクのような自助グループと出会うことができておらず、一人で苦しさを抱えている方たちは、社会にはまだまだいると思う。そのような方たちがこうした自助グループと出会うことができるよう、その仲介者となる役割が私たちには求められているのではないかと感じた。

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【NewsLetter149】スタッフの独り言

 アディクトには、よく、変換機能があると言われますが(かくいう私もそうですが)、人の話を聞く時に、都合のよい話だけを聞き取り、都合の悪い話は聞かなかったことにするか、大幅に自分の都合のよい話に変換される現象が多々、起こります。

 ニュースレターの文章を打ち込む作業に四苦八苦しています。九州ダルクのパソコン、ひと昔前には澪ライ的なデザインだっただろうMacも、かなりの時を経て、昭和の時代から見た近未来的な趣きです。ソフトも古すぎて、とんでもない変換をしてくれます。

 “ジョイフル”と入力すると“女医振る”だったり、“九州ダルク”のつもりが“急襲だるく”になっていたり――。

 さすがにストレス溜まり過ぎるので代表にお願いしました。「新しいパソコンが欲しい!」と。神さま、九州ダルクに新しいパソコンをお与えください。

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【NewsLetter148】仲間からのメッセージ・薬物依存症のヒデミツ

 今年はたくさんの人たちに支えられ、生かされていると実感させられた1年でした。辛い抗がん剤治療も、仲間の配慮や関係者の方々からの温かい言葉で、なんとか続けることができています。

 状況の変化に戸惑いながらも一歩一歩ゆっくり進んでいきたいです。今年1年、本当にありがとうございました。心より感謝いたします。これからも変わりない愛をよろしくお願いします。

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