【NewsLetter291】10年のバースデーを迎えて クニ

 最初に薬が止まり始めた時と今を比べてみると、今は結構楽しめている気がします。止め始めた時は、止まっていれば良くなると思っていました。今楽しめているパソコンや読書や運動は、昔は楽しめなかったし、やりたくもなかった。自分が自信を持って出来る事以外やりたくなかったし、出来ない事を他の人に知られたくなかった。

 先行く仲間や他の仲間達出来ない自分を認めて下さいと言われ、認めたら他の人に聞く事が楽になりました。人に聞く事で新しいことを覚える事も出来ました。読書や、最近始めたばかりですが、DVDで映画を見る事にしてもそうです。他の人に聞く事で、今まで知らなかった作品や作者に出会えます。

 前回のバースディからの一年間では色々な事がありました。TCC、ダルクフォーラム、合同ワークショップ、NAギャザリングなど、一年間で色々な所に行き、たくさん仲間にも会いましたし、親にも会えました。今居る場所から逃げださなかったからだと思います。

 仲間達と生活していく中で、出来ない自分を他の仲間は受け入れてくれているし、自分も仲間の言っている事を少し聞いてみようと思い、文献を読んでみたり、責任者やスタッフに話をしに行ったり、苦手な事を少しずつしています。

 この一年で自分がどう変わったのか、変わっていない所はどこなのかを見ていく事をしています。新しいことをやると新しい発見も出来るし、楽しい事も増える気がする。字も昔は何と書いてあるか読めないと良く言われましたが、今はあまり言われません。練習している結果です。

 今、一日の最後に日記を書いていて、それを振り返ると色々な感情があります。「嬉しい」「楽しい」など自分が増やしたい感情を増やし、その他の減らしたい感情を減らしていく為に、仲間と食事をしたり映画を観たり遊んだりしています。怒りが減って、楽しい事や喜びが増えました。この一年の大きな変化です。怒っているより楽しい方が良いです。楽しむ、話す、笑うことを大事に生活します。

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【NewsLetter291】依存症のクルクル

TCCプログラムに参加して

 特に今回は自分の中に入り込む今までにない感覚があり、とても不思議な気持ちです。

 ポジティブになる7つの秘訣で、インスピレーションを与えてくれるTVやドキュメンタリーなどの番組を見るというのがあって、そのプログロラムを受けたからなのか、夕方、TVを見たりしても、自分にいい影響がありました。

 TCCを受けると沢山の気付きがあり、自分が何をしなければいけないのかがよく見えてきます。今回も、最近自分の事がやれていませんでしたが、何をするのかこのプログラムで明確に出ていて、行動するチャンス変われるチャンスだと感じ、またやろうと決心しました。

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【NewsLetter291】依存症のパブロ

TCCプログラムに参加して

 今回のTCCプログラムも楽しく受ける事が出来ました。何か一つでも得よう、感じようと必死に学ぼうとしました。

 まず一日目の午前中で再発の3段階を学び、どういう風にリラプスするのか危険なのかを知る事が出来ました。その中でやはり大切なのは早く相談する事だと知りました。

 今、僕はなるべく毎日相談する事を心掛けています。僕の場合、相談をおろそかにしてしまうと、自分のエゴやネガティブな感情の方に引っ張られる事が多くて、危険な状態になる事があります。

 TCCでも言われた通り、これからも相談はかかさずにやっていこうと思います。今回TCCを開いてくれた仲間、一緒に受けてくれた仲間に感謝です。ありがとうございます。

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【NewsLetter291】依存症のクニ

TCCプログラムに参加して

 TCCプログラムの中で、回復の5つの危険というものがあり、その中で「助けを求めなくなる」「拒絶」「今のやり方ではダメだと思う」「もう治ったケアしなくていい」がありました。スピリチュアルな目覚めの中にあった様な事、笑える様になったり楽しんだり、怒りが少し減ってきた事も、昔の生活では出来なかった事でした。

 ダルクに来て、昔より少しずつですけど上手く行くようになったのは、仲間と一緒だからです。回復のピラミッドの一番下の土台、サポートグループを使っているから変わってきた所だと思います。

 昔は1人だったから、怒りも感謝もする相手がいないし、ポジティブになる為に笑いあう人もいなかった。今回のプログラムでは、結構手を上げた気がする。答えて、どう思われるか、間違っていたらどうしようと考えもしたけど、自分の思っている事が言えてよかったです。

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【NewsLetter291】依存症のノクト

TCCプログラムに参加して

 最近調子が悪い。それを打ち明けられて良かった。仲間の前でそれを認める事に抵抗があった。何とか平静を保って、出来る振りを装っていてしんどかった。

 TCCの中で、正直に自分の経験を話す事ができた。その瞬間は、周りにどう思われてもいいから、本当の事を話したいと思えた。発言した方が、調子の悪さから抜けだせると感じた。

 各セクションの中で当てはまっている事、やれていない事や、危険な状態に手を挙げても、責められたりもなく、共感してもらえる事で、挙手して楽になったり、これに当てはまるから駄目だと言われる事もなく、不安は全部自分の妄想だった。正直に自分の状態を伝えると楽になれる事を、改めて思い出させて頂いた。

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