【NewsLetter265】依存症のクニ

鳥取・岡山・山口ダルク合同ワークショップ

 家族との絆を取り戻すセッションがありました。自分は、20才の時、家を飛び出して9年間音信不通だった事があり、その時に祖母が亡くなっていたり、その後実家に帰ってからも、両親や妹に対して罪悪感がありました。

 自分勝手に家を出て、薬を使って刑務所にまで行って、もう昔、薬を使って無かった頃の様には戻れないと思っていたのですが、今回のセッションでそんな事は無いと分かりました。他にも色々な仲間達の中にいて、踊ったり、話をしたり、笑ったり、自分が社会の中で出来なかった事が出来ました。

 感情を安心して表に出す事が出来ました。安心出来る場所を大事にしていきます。

 昔から知っている仲間や今回初めて会った仲間とも話をする事が出来ました。感情を出したりするのは疲れる時もあるけど、出した後は気持ちいい感じになります。

 これからも一人になりたくないので、安心して自分を出せる様にしていきます。ありがとうございました。

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【NewsLetter265】依存症のツヨシ

鳥取・岡山・山口ダルク合同ワークショップ

 初めて受けて、そのテンションの高さに驚きつつも、サポーターズの方の、一人一人仲間の話を聞きながら、突っ込みが入ったり、笑う事の大切さと、真面目に向き合う感じに共感を覚えた。

 ダンスを踊られた方も素晴らしかったです。鳥取のダルクのメンバーをはじめ若い仲間のサポートする姿勢が素晴らしく、クリーンの長い方の話し方やプログラムに取り組む姿勢も素晴らしく、自分にはない考え方や取り組みが垣間見えた。

 山口、岡山、鳥取の仲間フェローシップ、朝、昼、夜、食事、掃除、温泉、ダルクの繋がりと、難しい人間関係を解きほぐす良い機会を与えてもらった感じがしました。でも、サポーターズの方とは初対面だったので、握手をしてハグをした時になんだか間が空いてしまって、自分の事を絡みづらいやつだと思ったんじゃないかと思います。

 今度会えたら、分かち合えたらいいなと思います。

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【NewsLetter264】家族会は6/25 支援する会は6/22開催

家族会の開始時間と参加費が変更になっていますのでご注意ください

家族会
日時:2023年625日(日)午後1時30分~4時(午後1時受付開始)
場所:福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ602号室 福岡市中央区荒戸3丁目3番39)
参加費:2,000
講師:武藤岳夫先生(医療法人横田会 向陽台病院 精神科医師)

支援する会
日時:2023年6月22日午後7時~
場所:福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ603号室 福岡市中央区荒戸3丁目3番39)

連絡先 九州ダルク 092-471-5140

8月の家族会は、第3日曜日に変更致しますのでご注意ください。
8月の家族会のお知らせ
日時:2023年8
20日(日)午後1時30分~4時(午後1時受付開始)
参加費:2,000
場所:決まり次第NL紙面にてお知らせいたします。
講師:トゥデイ多機能型事業所施設長 平山昌一氏
   NPO法人群馬ダルク施設長 福島ショーン氏

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【NewsLetter264】支援する会から 薬物依存症家族 サスケ

家族としての体験

 家族としての体験を書きます。十数年前になりますが、息子がうつ病ということで精神科クリニックに通院していました。私も時間が有れば一緒に行きました。何軒かのクリニックにも行きました。しかし、同居していて何かおかしいと感じるようになりました。処方薬を大量に飲むようになっていました。

 部屋にはお酒、風邪薬、もちろん処方もありました。自傷行為もするようになり、家の壁を破ることもありました。相談する場所がなく大変でした。

 勇気を出して警察署に何度か行き、又保健所にも行きました。

 そんな中、誰か覚えていませんが精神病院に入院してはと言われ、本人も承諾し、入院しました。入院すればよくなると思いほっとしました。

 しかし、病院のドクターからは2ヶ月過ぎた頃、この病院ではなく他の病院で受診してはと言われ、2ヶ月半で退院するようになりました。

 福岡県のN病院に通院し、入院するようになりました。またほっとしました。その反面、不安でした。2ヶ月過ぎたら退院し、よくなると思いました。

 しかしそう簡単には行きません。なんでこうなった、育て方や愛情のかけ方の問題とも思いました。そんな時、病院のスタッフからだったと思いますが、九州ダルクの事を知りました。そして薬物依存症という事を知るようになりました。

 ここに来るまで2年くらいかかったと思います。九州ダルク家族会に参加して、薬物依存症が簡単ではない事や、家族の対応で本人の回復に邪魔になる事、同じ様に苦しんできた家族の話も聞きました。私たち家族も大変だった事、不安なことを他の人に話す事が出来ました。

 なかなか、「うちの子は薬物依存症です」と話す場がなく、身内でも話ができませんでした。

 入院のN病院も4回入退院を繰り返していました。退院して1週間くらいした時に家で暴れました。以前から、警察に身の危険を感じる時は連絡してくださいと言われていて連絡しました。

 警察に保護され、保健所からも立ち合いのもと措置入院となり、精神病院で改めて診察を受けました。そして措置入院先がN病院になり、そこでやっと九州ダルクからスタッフ面談が始まりました。

 最初は嫌がっていました。病院面会も行かないでくださいとアドバイスを受けました。少しずつ親としてやってはいけない事、本人の回復の邪魔にならない様にしました。

 九州ダルクで2ヶ所のダルク入寮先を提案され、暖かい地方の施設に入寮していきました。本人の回復は本人に任せる。そんな気持ちになりました。まだまだ回復にはいろいろなドラマがあり、継続中です。

 私は薬物依存症の事を良く知り、まだ多くの薬物依存症で苦しんでいる家族に寄り添いたいと思っています九州ダルク家族会に、家族の自助グループナラノン、県の精神医療センター、精神病院の家族教室などで新しい家族と出会います。そんな中で家族の回復も少しずつあるのかなと思っています。

 それから最後に九州ダルクを支援する会にも参加しています。献金もよろしくお願いします。

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【NewsLetter264】依存症のイジケムシ

NAバースデーミーティングに参加して

 バースデーミーティングのテーマは「感謝」でした。仲間の話を聞き、自分をふりかえると、薬を使いダルクに繋がったこと等、その当時はそうでなくても、今では感謝している事がたくさんあります。

 仲間とミーティングをし、プログラムをやる中で、同じ物事でも自分の受け取り方が変わりました。

 今でも苦しい事はあります。でも、それを何かのせいにして、嘆いて生きて行くのか、自分の問題を見て同じことを繰り返さないための経験に変えていくのかは、受け取った後の自分次第だと感じました。

 今も変わらずミーティングでの仲間の経験や向き合う姿から勇気をもらっています。仲間への感謝を忘れず、自分の変えられる部分を変えていきます。バースデーを迎えた仲間に感謝。

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