【NewsLetter255】バースデーを迎えて ノクト

 こんにちは、依存症のノクトです。新しい生活にも大分慣れ、仲間とも心を開いて関わる努力をしています。特に最近は、伝えるべき事は伝える、疑問はきちんと聞くという事を意識して生活しています。

 さて、6月の終わり頃、無事にクリーン2年を迎える事が出来ました。本当に自分でも驚きだし、何よりも、今まで関わってくれた人達の支えがあってこそだと感じます。

 アルコールがどうしても止められなくて、家族に嘘を吐きながらもなんとかお酒を買っていたオイラは、依存症治療のために入院した病院でNAに繋がりました。そして地元の施設に繋がり、現在は九州ダルクの仲間達、そして教会関係者の方や、依存症者を受け入れてくれている地域の方々の支えが一つでも無かったら、2年もクリーンでいられたか分りません。

 プログラムを始めて間もない頃は、ハイヤーパワーを信じてステップを進める事なんてよく分らなかったし、身の回りの事、自炊、洗濯、掃除、片付け、仲間とのコミュニケーションさえできたらいいと思っていました。

 だから、そういう事を必死にやりました。でもだんだんと、自分が思うようにいかなくなりました。性別の事、仲間との関係、会話のキャッチボール、仲間が何もしなくて自分だけ頑張っているようで、馬鹿を見ている気になったりしました。

 その度に先行く仲間に相談して、ミーティングで卸して、変えられない物に対して無力であり、自分が変わるんだという事を学んできました。

 それでも、ハイヤーパワーを信じてありのままの自分でいる事ができず、隠し事や、不正直な部分がありました。仲間との関係の中で、もう自分ではどうする事もできない位、悪化していた時、先行く仲間に、「とにかくハイヤーパワーを信じて、ミーティングの力を信じるだけ」と言われました。とにかく、もうそれしか自分にできる事はありませんでした。

 自分の行動の事実を、隠していた事も全部ミーティングで話しました。何日か続けていると、自然と関係は戻りました。ステップ4を与えられた時も、ハイヤーパワーを信じて墓場に持っていこうと思っていたことを話しました。

 出された提案を信じて受け入れたら、とても楽になったし、今こうして仲間の輪の中に居ることができています。

 先日、クリーン2年を前に自分の中で認められなかった感情を認めました。それを手放して回復していくには、ハイヤーパワーをもっと身近に感じる必要があり、そのために自分を変えていく決心をしました。

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【NewsLetter254】ご寄付のお礼とお願い

 皆様、お米や食品、果物や野菜などの生鮮食品、洗濯洗剤など、日用品のご寄付をいつもありがとうございます。

 いただいた食料品のうち、レトルトや缶詰など保存期間の長いものは、ローリングストックとして、非常時のためにも備えさせていただいています。

 保存のきく食料品、コーヒーや茶葉、水やお茶などの飲料、トイレットペーパー、台所用洗剤、掃除用洗剤などの日用品につきまして、引き続きご支援を宜しくお願い申し上げます。

ご連絡先
九州ダルク TEL/FAX 092-471-5140

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【NewsLetter254】8月の家族会/支援する会はありません 。

 2022年8月の家族会は休止です。

 家族会につきましては、どうしても会場が取れないため8月まで中止とさせていただきます。9月からの再開予定となります。ご家族の皆様にはご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんが、ご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。※9月の家族会は中止になりました。

ご連絡先
九州ダルク TEL/FAX 092-471-5140

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【NewsLetter254】茨城ダルク30周年フォーラムに参加して イジケムシ

 フォーラムの中で仲間が真剣に太鼓を叩く姿、その迫力に圧倒され、かっこいいと感じました。

 今までプライドの高い自分は、常に余裕のある振りをしてきました。必死にやって失敗した姿を人に見られたくないから、全力を出さず、「本気じゃなかった」と言い訳をしてきました。恥をかくのが嫌で真剣に何かと向き合う事から逃げて来ました。

 ダルクに繋がって感じたのは真剣な仲間ほど怒るし、よく笑うという事です。本当の意味で生きる事を楽しんでいる仲間の姿が自分の回復の希望になりました。

 今ではそういう姿を見てかっこいいと感じます。今回フォーラムに参加させてもらい改めて自分のプログラムや回復に向き合う姿勢を見直す必要があると思いました。

 自分の問題から逃げずに今日一日でやっていきます。

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【NewsLetter254】茨城ダルク30周年フォーラムに参加して バス

 茨城のフォーラムに参加するのは初めてでした。以前から参加してみたいと思っていて今回、機会をいただきました。

 太鼓の演奏には、その迫力のあまり、息をする事も忘れてしまうくらい集中して聞いていました。女性シェルターの仲間のエイサーの演奏も、一生懸命、真剣にやっている姿に感動しました。

 茨城ダルクの卒業生の話では、壇上に各ダルクの代表が上がり、それぞれの話をしていました。話を聞いていて施設の代表者達は自分からしたら、完璧のように見えるが、ダルクに繋がったばかりの時は色々と苦労があり、必死だったんだなと感じました。

 でも、その当時の事を壇上で話している姿を見て、羨ましく思い、自分もこうなりたいと思いました。結果だけを求めたり、ただクリーンを伸ばしたりするだけじゃなく、プログラムをやっていく中での過程を大切にしていきます。

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