【NewsLetter232 】鳥取・岡山ダルク合同ワークショップに参加して 薬物依存症のクルクル

今回のカウンセリングを受けて思ったのは、「ごめんなさい」「ありがとう」を言って来なかったなということでした。

今まで関わってきたいろんな人に対して、自分の都合で、思うままの感情で傷つけてきたし、人を遠ざけたりしてきました。どんな理由であれ、関わってきてくれた人を傷つけて裏切ったのは、本当に申し訳ない気持ちになります。

今更言うのは遅いかもしれませんが、カウンセリングの時に「ごめんなさい」と言うセッションがあり、言いました。セッションを受けさせてくれた仲間、関わってくれた仲間に感謝しています。

ありがとうございます。

カテゴリー: 232号(2020年10月), ニューズレター | 【NewsLetter232 】鳥取・岡山ダルク合同ワークショップに参加して 薬物依存症のクルクル はコメントを受け付けていません

【NewsLetter232 】鳥取・岡山ダルク合同ワークショップに参加して 薬物依存症のマー

今回で5回目の参加です。2日間あり色々なプログラムがありました。

あるプログラムで、1番と2番を選んでくださいと言われ、僕は1番を選びました。1番は依存で、2番は自立でした。

僕は今まで自分では自立していると思っていたので、何かの間違いだと思いました。でも、九州ダルクで生活していて、薬物以外にも依存物質があると最近実感しています。

他のプログラムでは少し感情移入し、目に涙が溜まることもありました。鳥取の仲間とも久しぶりに会えて、良い2日間を過ごす事ができました。数ヶ月後、またカウンセリングがあると思うので楽しみにしています。

カテゴリー: 232号(2020年10月), ニューズレター | 【NewsLetter232 】鳥取・岡山ダルク合同ワークショップに参加して 薬物依存症のマー はコメントを受け付けていません

【NewsLetter232 】鳥取・岡山ダルク合同ワークショップに参加して 薬物依存症のコウジ

カウンセリングに行くのに、何より楽しみなのは、鳥取と岡山の仲間に会える事です。皆とフェローシップがとれ、興奮のあまり水を飲むのが止まらなかったです。

カウンセリングでは、前に出る機会があり、昔いじめたツレに似ている3人を出し、心から謝る事ができ、同時に涙が溢れ出ました。ツレの名前を呼びながら、あの頃は楽しかったと思い出しました。

最近の生活は落ち着いていて、クリーンも8ヶ月を迎える事ができました。今度こそはと言う思いです。親にも感謝です。

カテゴリー: 232号(2020年10月), ニューズレター | 【NewsLetter232 】鳥取・岡山ダルク合同ワークショップに参加して 薬物依存症のコウジ はコメントを受け付けていません

【NewsLetter231】継続支援のお願い

中秋の候、ひと雨ごとに気温も下がり、ここ数年では感じられなかった早い秋の訪れを感じています。皆様にはおかれましては、お変わりなくお元気でお過ごしのこととお喜び申し上げます。また、いつもご支援を賜りまして誠にありがとうございます。

先月のニュースレターにて継続支援のお願いをしましたところ、8月までに合計61万円のご支援を頂きました。ご支援頂いたみなさまに心より感謝申し上げます。多くの方々によってダルクの営みは支えられているのだと改めて感じ入りました。

その後、福岡県の新型コロナの状況は、少し落ち着いたところと見られ、新規感染者数はかなり減ってきていますが、死亡者数は、今この原稿を書いている時点で2日連続4人と非常に高い水準となっています。

これから冬に向かうことで、感染者は増えるのか。インフルエンザと同じで冬に増える傾向になるのではと言われており、感染防止対策と、自粛が続き、思うように移動も気晴らしも出来ない状態での、メンバーのメンタルヘルスへの対応など、施設の運営としても非常に厳しいものがあります。

また、経済的な面でも、今年度は講演や矯正施設へのプログラム参加などが出来ない状況で、献金以外の収入もかなり減っています。

政府や自治体の進める持続化給付金などの対象にはなりませんので、このあたりの減収も皆様の献金によって支えていただいている状況です。

現状で不足している分については、個人的なことではありますが、グループホームの運営が安定するまでは、私の給料を止めて補填しています。

ですが、これもいつまでも続けられることではありませんので、大変心苦しくはありますが、目標金額である150万円までは支援をお願いし続ける所存です。何卒ご支援頂けますようお願い申し上げます。

なお、今月の家族会は行う予定です。2月の開催よりじつに7ヶ月ぶりとなります。会場など詳細につきましてはニュースレータ裏面にてご確認ください。

現在、新規感染が減少傾向にあるとはいえ、十分注意し、マスクなどの着用と手指の手洗い消毒など感染防止の上でお越しください。万が一急激な新規感染増の状況となりました場合は、お伝え出来る範囲とはなりますが、中止のお知らせを行わせていただく場合がございますので、予めご了承ください。

無事に開催できるよう、また、皆様のお元気な姿と再会できますよう心よりお待ち申し上げます。

 

特定非営利活動法人 九州DARC 代表 大江 昌夫

カテゴリー: 231号(2020年9月), ニューズレター | 【NewsLetter231】継続支援のお願い はコメントを受け付けていません

【NewsLetter231】薬物依存症のイジケムシ

最近自分がやっているダルクの役割について考える機会がありました。

自分は、元々人と接するのが苦手です。役割を通して仲間と接する中で、今まで人との関係の中で感じてきた生きづらさについて、考えることが多いです。

今までいろいろな人にいい顔ばかりしてきて、断ることや、はっきり伝えることが苦手でした。気まずい空気が嫌で、沈黙されると相手が怒っているのではと考えてしまい、余計なことを口走ってしまいます。

常に人との関係を失うことに対しての恐れがあり、自分自身ではなく人を基準にした生き方を続けてきました。自分にとって人との関係がうまく行かず、関係を失うことは、自分の居場所を失うことでした。

居場所がないと思いながら生きていくのが辛く、薬に頼りました。今でもそういう昔と変わらない考えに囚われてしまいます。今も自分を守ろうとして、自分の考えから抜け出せずに悪循環に陥っていることがあります。

自分は面倒くさがりで、何かあれば常に問題を先延ばしにしてきました。何も考えないようにして生きてきた自分には、問題があったときには振り返って考えることと、考えて行動していくことが大切だと、役割をやる中で実感しています。

そういう機会が役割の中では多く、自分の成長のためには必要です。生活の中では週2回、プログラムでジョギングとウォーキングがあります。

ジョギングは少しずつ走れるようになり、楽しくなってきました。筋トレと同じように、苦手なことでもやり続けて結果が出ることで、自分の動機につながりました。

同じように、継続も大事だと思っています。社会にいた頃は色々なことに流されて、自分の病気のせいで常に余裕がありませんでしたが、今ダルクにいるうちに、逃げずに問題と向き合っていきます。

カテゴリー: 231号(2020年9月), ニューズレター | 【NewsLetter231】薬物依存症のイジケムシ はコメントを受け付けていません